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興味ないと示すことに自慢?

人間の不思議な心理というか現象として、あることに興味がないということを示しちょっと突き放す時に勝ち誇った態度を示す時がある。例えば、「俺興味ねーから」という返事をされた光景を今までの人生で思いだすことができる人も多いと思う。自分はこの言葉を聞いて若いにーちゃんが頭に浮かぶ。また、おじさん達がよく「若いもんの歌や流行っているものはわからん」と言うような時に、勝ち誇ったような印象を受けるし、自分もそのような気分になる時もある。

全部がそうではなく、これは自分の偏見なのか、自分が特に特異な存在でありたいと思っている方だからそのように感じるだけで、実際には特に意味はなく、話を終わらせるためにそのように言っていることも多いだろうが、そのように自慢のような意味を持っている場合もゼロではないと思う。

その勝ち誇るような気持ちに隠れているものはなんなのだろうか。それは差別化ではないかと推測した。例えば、大多数の人がある物事に熱中していて、その中で自分はそこに興味をないことを示すことによって、自分を差別化でき、特異な存在として認められ、自己顕示できると考えるのではないだろうか。

自分の妻は韓国人であるが、さぞかし韓流ブームのドラマに大変興味を持っていると思われるのは比較的好まず、実は全然興味なくて、冬のソナタしか見たことがないのだと伝える時に爽快な気分になる時がある。韓国への理解や興味を示しつつ、妻に冬のソナタしか見たことないという時も同じような気分になる。そんなこと他人にとってはどうでもいいことだけれども、そのように思ってしまう。ほんとに自分の妻がどこの国の人でその国のコンテンツに興味があるかどうかなんでどうでもいいのだけれども。

人間の思考回路はたまに不思議なものがあってその要因にはおそらく人間の欲が隠されているのではないかと推測する。これには心理学の勉強が必要なのだろうか。だったら心理学もおもしろいのではと思う。他にもこういった微妙な人間の感覚を共有したいと思う。バイトとして入った時に先輩面して自分の立ち位置はここだと言いたげな人がよくいたりすることとか。こういったことは、飲みの席でできると楽しいが共感してもらえるだろうか。まぁ「いやそんなんわからんし」と言って勝ち誇られるのかもしれない。

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