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僕はブランディング馬鹿

僕はホームページを作ったり、会社やお店のプロデュースをしたり、イベントの企画をしたりと、いろんな仕事をしてますが、常に意識してるのはブランディング。

馬鹿がつくほどブランディングが大好きです。

そこで、今回は僕の考えるブランディングについて。

そもそもブランディングという言葉は、いろんな人がいろんなことを言ったり書いたりしてますが、(僕自身のなかでもファンを増やす活動のすべてとか指名買いされる存在になるとか色々変化してますが)僕の考えるブランディングの定義から書いてみますね。

それは

「輝く未来への冒険の旅」です。

ブランディングのことをロゴマークやホームページを新しくすること、つまり見た目を整えることじゃないの?と思われていたかもしれません(もちろんそれも大切な要素です)が、それは一部分の話。

もう少し詳しく、僕の経験も交えて書いてみますね。

冒頭に書いたように、僕は馬鹿がつくほどブランディングの仕事が大好きなのですが、その理由は終わりがないから。

意味不明ですよね(笑)

ここでちょっと僕の話をさせてください。

僕は、物心ついた頃から絵を描いたり、工作したりするのが大好きでした。

でも、完成させること自体にはそれほど興味がなくて、絵を描いてるプロセスやプラモデルを組み立てるプロセスが好きなだけ。

そのプロセスでアイデアを考えて工夫するのが楽しかった。

だから、描き終わったり完成すると興味を失って、別のことを始める。そんな子供でした。

大人になって、仕事を始めるようになると、上司から「仕事は結果がすべてだ。結果がでなければいくらがんばっても寝てたのと同じ」みたいなこと言われて違和感を感じたのを思い出します。

僕としては、「結果はプロセスから生まれるから、プロセスを楽しみながら試行錯誤してるうちに結果は勝手についてくる。」くらいに考えていたのですが、数字や日付を明確にした目標を設定して結果を出すというやり方が当たり前の会社ではそんなことは言えません。(ビジネスではそれが普通ですが)

その後、企画デザイン業で独立して、とあるきっかけからカフェを始めることになったのですが、当時はブランディングやマーケティングと言う言葉も知らず、カフェの売上げを上げるために必死でがんばってたときのこと。

なかなかカフェの売上げが上がらなくて「もうやめようかな」と弱気になった時に「どうせなら好きなことやろう」と開き直ったことが転機となって、カフェが繁盛するようになった経験をしました。

そのおかげで、結果よりプロセス重視の考え方は間違ってなかったと確信を持つことができたのです。(間違いじゃなかったというか、僕の性格に合っていたということ)

【いろいろやってるうちに起きてきたこと。】

常連さんが増えた。
お客さんがスタッフに応募してきた。
スタッフが友達や家族を連れてきた。
スタッフが休みの日も遊びに来た。
スタッフ同士の仲が良かった。
そのせいか何組ものカップルが生まれ
そのほとんどが結婚した。
雑誌やテレビの取材が増えた。
売上げが上がり安定した。
なにより
僕が毎日楽しかった(笑)

これって、小さなカフェの事例ではありますが、ブランドになってると言えませんか?

僕はブランドになってる状態として、いろんなモノのベクトルがブランドの方を向いてるというのがあると思っています。

例えば、ファンのようなお客さんがいたり、求人しなくても応募があったり、勝手に取材がきたりというのがまさにそう。

逆の場合、集客するにも、求人するにも、メディアに載せるのもすべてこちらから働きかけ(費用もかけて)なくてはなりません。

最近の事例で言えばスタバがわかりやすいかも。
コマーシャルとかしなくても流行ってるし、スタッフも仕事を楽しんでますよね。
*スタバの元スタッフに話を聞いとき、当時の僕たちの考え方に近いエピソードがあって我が意を得たりという気持ちになったことがあります。

少し話がそれてきました。

カフェの事例で伝えたかったのは、ブランディングすることに必死になったり、明確な数値目標を決めてがんばることよりも、目の前の仕事を工夫して楽しみながらお客さんを喜ばせることをしていたら、いつのまにかブランドなりますよということ。

ということは

目の前の仕事を工夫して楽しみながらお客さんを喜ばせることをするのがブランディングとするなら、終わりがないということでもあります。

そして、ブランディングに無関係な人はいません。

カフェに限らず、あらゆる業種業態でも、どんなポジションで仕事してても、ブランディングに関わることができるし、関わる意識が大事。

僕は、工夫するとかアイデアを考えるのが大好きなので、まさにブランディング(のお手伝い)は天職なんです。

そんなこんなで、いまはブランディングプロデューサーとして、複数のクライアントさんと一緒に

どうすればもっと楽しくできるか?
どうなったらもっとワクワクするか?

を考えながらプロジェクトを進めていて、毎日楽しくさせてもらってます。

数値目標や日付を明確にするほうが楽しくやれる、がんばれるという方も、もちろんおられるでしょうし、僕の考え方ややり方が正しいという気はありません。

大事なのは、自分が楽しいと思えること。

自分が楽しいと思えることなら、周りから見て大変なことやめんどくさいこともクリアしやすいし、上達したり得意になって、ますます楽しくなるというポジティブスパイラルにハマることができます。

またまた話がそれました。

ビジネスには終わりはないし、ずっと右肩上がりというのも難しいでしょう。
良くも悪くも色々あるのがビジネス(僕もいろいろ経験してきました)。

そこで、こんなふうに考えるのはどうでしょう。

ビジネスはアドベンチャーだ!

ビジネスという冒険の旅ではいろんなトラブルに巻き込まれたり、危険な目にあったりしながらも、想像もできないハッピーエンドに向かって進んで行く冒険(主人公は不死身w)。

というイメージだとワクワクしませんか?

ひとりでもチームでも一緒。

僕は、いたずら好きな子供でした。そして大人になった(なれてるのかな?)いまも、誰かを驚かしたり、喜ばせるアイデアを考えるのが大好き。

だから、クライアントさんと一緒に、クライアントさんが輝く未来に向かって進む冒険の旅をサポートをする「ブランディング」が大好きというわけです。

最後までお読みいただいてありがとうございます。

なんだかふわふわした話で結局よくわからなかったと思われる方もいらっしゃるでしょう。

実際には、理想の未来について妄想したり、コンセプトを考えたり、(必要なら)デザインを施したり、商品やサービスを見直したり、発信方法や内容を考えたり、お客さんに喜んでもらえるような企画を考えたりと、様々な具体的な「やること」があります。

が、今回は、その前の考え方(あり方)について、僕なりに書かせていただきました。

ブランディングにゴールや完成形はないし、ずっと続くのですから、ワクワクしながら楽しくやりましょう!

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