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はみだすことを応援できる大人でありたい
ある雑誌のエッセーが、いろんな意味で面白かったので、ちょっと紹介すると
著者の知り合いが小学生の頃、国語の授業で「もしも○○なら○○」という例文を作りなさいと言われて
もしもし、ならけんのひとですか?
と書いたら、先生が花マルをつけてくれて、それ以来、自由に発想できるようになった。
というエピソードから、ひとに何かを教えたり、伝えたりする立場になったとき、はみだすことを応援できる大人でありたい。
みたいな内容でした。
「もしも○○なら○○」
で
もしもし、ならけんのひとですか?
スゴイ!!!!! 嫉妬するほどのセンスを感じる(笑)
○肉○食の○を埋めなさいという、四文字熟語の問題に「焼肉定食」
と書いたひとのセンスに嫉妬して以来の衝撃(笑)
上のエッセーを読んで
僕にも似た体験があることを思い出しました。
小学校に入る前に、知能テスト?のようなものを受けたときのこと。
ひとの顔の左半分描いた絵を完成させなさい。みたいな問題があって
単純にその絵と対象に右半分を描けばいいの、僕は何故か、左向きの横顔になるように描き足してしまったのです。
あとで、「あの問題、めちゃ簡単やったな。半分答えが書いてあったし」としゃべってるトモダチの話から、自分の間違いに気づいた僕は、母に「小学校行けないかもしれない!」と、泣きながら話をしたという体験(笑)
そのとき、母は
「それはヨシフミの個性だから大丈夫」
みたいなこと言ってくれて、安心したのを思い出しました。
小学校の低学年くらいまでは、僕の着る服はほぼ母の手作り。
あるとき、ウランちゃん(わかるかなあ、鉄腕アトムの妹ロボ)の顔を大きくデザインしたセーターを編んでくれて、学校に着ていったら「女の子みたいな服や!」とからかわれたことがありました。
当時は嫌でたまらなかったけど、大人になって、デザインとか洋服に興味を持ったのは母の影響かもしれません。
僕が本をたくさん読むようになったのも母のおかげ。
登園拒否児童だった僕は家で本ばかり読んでいたのですが、それを咎めるどころか、小学生のときから本屋さんで好きな本や漫画をつけ払いで買わせてくれました。
中学生になって、ロックを聴くようになったら、レコードもたくさん買ってくれた。
そういえば、高校生のとき、ふと思いついたように「パーマかけてみたら?」と言われてパーマをかけたこともありました。
学校に行ったら、開校以来おまえが男子で初めてパーマをかけた問題児や!と怒られたときも、母はケラケラ笑ってたなあ。
二十歳になって「タバコでも吸ってみようかな」と言ったときは(本当に二十歳まで吸ったことがなかった)デパートのタバコ売り場で、たくさんの種類のタバコを買ってきてくれて「タバコって種類がたくさんあるんやねえ」とプレゼントしてくました。
というわけで
僕が、クリエイティブ関連の仕事をしたりオモシロタノシズムなんて言ってるのは、母の「育て方」や影響が大きいなあと改めて思った次第。
おかげさまで
小学校の適性検査を間違えても、友達100人できるかな?のCMに怯える登校拒否児童でも、高校時代にイジメられて退学しても、僕はいま、楽しく仕事させてもらってます。
だから
子育てに悩んでるお母さん、トモダチができなくて悩んでる君、そして子供の頃の僕!
なんとかなるので大丈夫!
欠点や短所だと思ってたことが、長所になったり、ひとから喜ばれたりすることだってあります。
僕なんか、子供の頃からひきこもって本を読みまくってきた「資産」を食い潰して生きてるようなものですから(笑)
まあ、僕が言っても、そんなに説得力ないかもしれないけど、ほんと人生はなんとかなるもの。
僕も、はみだすことを応援できる大人であり続ようと思います。
今日もオモシロタノシズムで!
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