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徳島の秘境にある謎多き母の実家

11月23日は「勤労感謝の日」とされているが、本来、宮中祭祀である「新嘗祭」の日。

天皇が新穀を神に献上する日で、新米はこの日以降でないと食べてはいけないそう。それを破ると翌年は波乱になるとか。(1873年に新暦に移行したので、旧暦だと今の12月上旬~1月初旬頃)

天皇が即位して初めての新嘗祭を「大嘗祭(だいじょうさい)」といい麁服(あらたえ)を献上する阿波徳島。

その地元の議員をしていた叔父と叔母が新嘗祭の献穀で皇居に呼ばれた時の記録がこちら。

標高約600m、徳島県の山奥の秘境にある、そんな母の実家だが、実はまだ内緒にしてたことがある。

ちなみに父方の祖父母も代々、その山の麓の出身で、自分の遺伝子は生粋の徳島。

先日、テレビで放送していた所さんの「ポツンと一軒家」という番組で、母の実家のご近所さんが紹介されていた。ご近所さんといっても一山か二山越えないといけないが。

謎多き母の実家で、これだけは口外してはならないと思っていた事があったが、どうやら時代は変わったらしい。バラエティ番組で、その事をあっさり放送してしまっていた!

そう、母の実家も紙幣にするミツマタを栽培していたのだ!そしてタバコも。ちなみに幼少期にタバコ栽培を手伝ったことがある。

番組取材中に雲海が眼下に広がってきた。

母がよく「子供の頃、雲が怖かった」と言っていたが、これは怖いわ(笑)

うちの母親は言葉足らずだから、紡ぎ出す娘はもう大変。母の実家はタバコ栽培をやめ、現在は甥が柚子農園を営んでいる。

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