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「ガンバレ!」「お疲れさま!」と繰り返し聞かされる俺たち
こんにちわ。今日もお意味頂きありがとうございます!
昨日は、言霊の話をしましたが、今日も言霊の話です。
昨日「お疲れ様」という言葉が日本人を苦しめていると書きましたが、今日は「頑張って」という言葉も日本人を苦しめているということを書きましょう。
「頑張れ」という言葉は、1936年のベルリンオリンピックのときのラジオ放送で水泳選手の前畑秀子を応援するときに
「前畑ガンバレ!」「前畑ガンバレ!」
と連呼したことで定着したと、仏教学者のひろさちやさんの本に書いておりました。
ひろさちやさんの出身の大阪では、明治大正のころまでは「頑張る」という言葉はあまり使われず、「あの人、頑張ってはるわぁ」というと少し批判めいた意味が込められていたとも書いております。けっしていい言葉ではなかったのです。
1936年というと満州事変以降の話で、日本が急激に軍国主義化していく時代と重なります。 「がんばれ」「がんばれ」と頭に刷り込まれるようになった日本人は、「頑張り」すぎて国が亡ぶまで戦争してしまいました。 (私はあの戦争を戦った皇軍兵士達にはこれ以上のない敬意を払っております。本当にありがとうございましたm(__)m)
そして現代日本では、皆心も体もボロボロになるまで「頑張り」続け、自殺者数は年間3万人以上になります。(本当はもっともっと多いといわれております)
そしてここ30年間の日本は、世界で最も頑張っているのにも関わらず、先進国で一番成長していない国となっていたのでした!!(爆)
80年代は世界のトップ企業には日本企業が名を連ねていたのに、この状況は何とも無残です。
私は、日本人が「お疲れ」とか「がんばって」とお互いに言い合うことで、自己洗脳し合っている状況を非常に憂いております。
外国人は(といっても英語圏しか知りませんがw)、「頑張って」に相当する言葉といえる「Do your Best!」は、よほどの時にしか使いません。
仕事中など「Take it easy」と言い、お互いあまり無理をしないようねと声をかけあうのです。
良い言葉ですよね。
あと、戦後、日本で国語改革が行われて、国語の表記の仕方や漢字の制限などが行われたのは知っておりますでしょうか。
その時に、「氣」という字が「気」に変えられました。
「氣」には、中に「米」という字があるように、エネルギーが八方に広がるイメージがある。 また「米」は神様に捧げる神聖な食べ物ですよね。
でも、
「気」には、「〆(しめる)」という字があてられました。「殺ろす」や「絞める」という字にも「〆」がありますよね。 エネルギーをシャットダウンするような意味合いが込められているように見えませんか。
こういう何気ないことが一番怖いんです。 私たちが気が付かないからです。 でも確実に深層意識に刷り込まれて私たちのメンタルに影響を与えます。
ちなみに、東日本大震災以降流行った「絆」という言葉も、陰謀めいています。「絆」には動物をつなぐ手綱の意味があるからです。確かにあれ以降の日本は何だか生きづらくなりました。知らず知らずのうちに、潜在意識に刷り込まれてしまったのです。
陰謀かもしれません。
私的には、世の中には日本を滅ぼしたい人たちがいて、こういうことを巧妙に考え付いたんだろうと思っておりますが、それは私の妄想かもしれませんので、皆さんはそこまで思わなくても大丈夫ですw
とりあえず、「ガンバレ」とか「お疲れ様」とかいう言葉を使うのは止めませんか? 「気」は「氣」と書き直せばいいです。
私が文部科学大臣なら学校でこういう言葉を使うのを即刻禁止させますが、無理な話なので、こうやって草の根から広がることを願いこれを書いております。
最後に、いい動画を紹介して終わります。
今日はここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
※ちなみに、こういう研究をするため、他の仕事を極力しないで済むような経済力が欲しいと思っております。 ご支援いただけたら、書籍代などにまわしたいのでご支援いただけましたら幸いですm(__)m