ブロッコリーの畑作り、今年はいろいろ試しています
「今日の風速は4メートル、うん、まだマシだ、やってしまおう!」
毎年4月の後半は強い南風が吹く美幌町。風速7、8メートルなんて日もザラだ。風速8メートルのときは、家の中にいても風の音がビュービュー、ビニールハウスも飛ばされんばかりの勢いだ。
「風が強すぎて、ブロードキャスター使えないよなぁ、うんうん」
と風が強いことをいいことに、締め切りに追われていたライター仕事にかかりっきりだったが、今日、ようやく畑づくりを再開。
昨年のさいこうファームのブロッコリー畑の準備は次のようにやっていた。
このやり方が原因だったのか、雨の多い天候が原因だったのか、それともほとんど管理できなかった畝間の雑草が原因だったのか分からないが、病気が多発していた。
あんまりうまくいかなかったのであれば、変えてみるか、と今年は定植前の流れを変えたものも試すことにしてみた。
使うのは、スタブルカルチと住商アグリさんに相談して使ってみることにした資材たち。その流れはこんな感じ。
大きく変わったのは、大きいトラクターでのロータリーがけをスタブルカルチに変更したことと微生物資材であるエンザイム有機631を使うことだ。そして実は散布する窒素量がだいぶ少なくなっている。
ロータリー作業をスタブルカルチに変えたことで、畝立てがうまくいくか心配だったが、試した感じでは問題なさそう。
微生物資材についてはまいてはみたし、病原菌の割合をへらすというアイデアは理解している。それでも「効くのかな?」と半信半疑。目に見えない分子生物学の研究をやっていたぼくだが、実際に畑で使ってみると、目に見えない微生物の効果には自信がもてない。
今日は4と5のテストまでやれたから、明日には5の本番と定植ができるかな。
今年のブロッコリーどうなることやら。
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