網走図書館は電源が使えないけど、川が見えてWi-Fiが使えるのではかどるのだった
ありがたいことに、HPからお問い合わせをもらい、そこからサイエンスライティングの仕事をいただいた。ライター仕事が少しずつ増えてきてうれしい限り。
ということで、相変わらずパソコンに向かって文章を作る仕事をしている。
でも、
「あぁ、やっぱり家で仕事するのに飽きたぁ」
ということで、またパソコンをかばんに入れて家を飛び出すことにした。
前回は美幌峠に向かったが、今回は網走に向かう。なんなら調べ物もしたいので、網走の図書館が目的地だ。
雪原を貫く道を走り、40分くらいで図書館に到着。網走の図書館は、オホーツク・文化交流センターの中に入っているので建物がすごく立派だ。この中に、クッキング室、創作室・窯室、工芸室、展示室、ホール、音楽練習室、レストランが入っているらしい。超多機能。
とりあえず、レストランで食事。食堂manmaは洒落ていて、いい感じ。小皿がいっぱいのったランチ、久しぶりに一食でこんなに多種類のご飯を食べたなぁ。どれも良かったけど、個人的にはキムチがとても好みの味だった。
食事後は図書館に入り、仕事、仕事。参考になりそうなコーナーを見て回るも、これといった本は手に入らない。うーん、オホーツクの図書館だと専門的な本はなかなか難しいのかもしれないなぁ。
ちょっと役立ちそうな本を片手に自習できそうな机に向かう。2階の窓際、昔ながらの机で電源は使えない。ただ、無料のWi-Fiは順調だし、窓から見える網走川も悪くない。暖房もしっかり効いていて寒くはない。いいかもしれない。
パソコンを開いて、仕事を始める。本はちらっと見たけどやはりちょっとしか役立たなそうだ。ネットで論文を検索して、それを参考資料にすることにした。その点は図書館に来る必要はあまりなかった。
それでも家と違う雰囲気で、集中力が上がっている気がする。ガガガーっと書いて、遅くなる前に図書館を後にする。
「網走図書館、参考資料については美幌と大差ないけど、Wi-Fiと風景が良かったな」
帰りがけには道の駅に寄って、今年はじめての流氷をながめ、当然、観光客のふりをしてマルセイバターサンドを購入して家に戻るのだった。
今度は北見の図書館に行ってみようかなぁ。東京農業大学の図書館も事前に申請すれば入れるっぽいからそっちが狙い目かな。