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アスパラ農家さんからとても参考になる話を聞いてきた

午前中はクボタのディーラー、午後はアスパラ農家さんの家を訪ねる。

まずはクボタのディーラー。ここでもトラクターと移植機を探していることを伝える。ヤンマーの方と同様、移植機の中古はあまりおすすめできないとのこと。かなり精密な動作が必要な機器で、古かったりどこかにダメージがあったりするとうまく機能しない恐れがあるらしい。やはり移植機は新品を用意する必要があるのかなぁ。

就農に向けた協力をお願いして、お店を後にする。帰り際につむぎに嬉しいプレゼントが。

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クボタのトラクターのおもちゃを貰って、つむぎはニコニコ顔。親より早くトラクターを一台ゲットする。

午後はアスパラ農家さんを訪ねる。かなり前に美幌に新規就農された方だ。就農時点からハウスアスパラの栽培を始めている。いまでこそ町内でハウスアスパラをやっている人は結構いるが、就農当時、町内でやっている人はほとんどいなかったらしい。まさに先駆者だ。

相談したのは、品種とハウス内での株の配置。品種については、やはりバイトルは安定していて、ウェルカムATはかなり太いものが得られるという印象のようだった。また、シャワーについても爆発力があって結構おすすめらしい。僕らはやっぱりバイトルから始めるのがいいのかもしれない。

そして株の配置について。いろいろな方法をとってみた結果、今はハウス内にあまり密植させない方針になっているらしい。その理由は採光性。密植させると、立茎栽培を開始したときにアスパラが混み合って、下部まで光が届かなくなる。ある程度スペースを開けて光が十分に当たるようにすることで、光合成能力をフル活用することが狙いらしい。単位面積あたりに植えられる株の数は少なくなるが、結果的には採光性を重視した方が収量が良くなるのではないかと仮設だ。

「光合成量を確保するという考え方はすごく納得感があるね。十分に光を当てて育てたアスパラというのもなんだか美味しそうに感じるし」
幸枝さんと相談しながら、凍りついた道を慎重に家に帰る。

経験から得た、貴重な情報を快く共有してくれて本当にありがたい。少しでも恩を返せるように僕らも頑張っていかなきゃな。


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