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美幌高校でさつまいもの研究を聞いて、未来にちょっとワクワクした話

さいこうファームのFacebookにメッセージが来ていたらしい。
メッセージの送り主は美幌高校の先生。
どうやら美幌高校でさつまいもの研究を始めたらしく、情報交換しようとのことだった。

以前から、農業高校としての特徴も持っている美幌高校となにかやりたいなと思っていたぼくたちはもちろん会いに行くことに。

そして、約束の当日。

美幌高校に初潜入。
担当の先生に案内された先には5人の高校生が待っていた。

自己紹介を終えて、高校生たちの研究の話に。
美幌高校でのさつまいも研究は今年から始まったらしい。
栽培してみた品種は「べにはるか」「シルクスイート」「鳴門金時」「安納芋」の4品種。
さらに、試してみた植え方もそれぞれにつき4パターン。
さらにさらに、そのそれぞれに対してマルチありとなしまで試してみたとのこと。

合計32通りの実験。

興味深い……!

現在まだ研究成果をまとめている段階で詳しい話はまた今度、となった。
それにしても、やっぱり農業高校は面白い。
農家を実際にやってみると気になるポイントが有っても比較対象実験をしてみるのはなかなか手が回らない。
そこをやる気ある高校生が調べてみてくれるなんて、とてもありがたい。

農家と地元の農業高校がうまく連携できれば、農家にとっても高校生にとっても、楽しい世界が広がりそうだ。

高校生たちが美幌町でさつまいもを作っている農家に対して発表する場を作ることを約束して、ワクワクしながら帰宅したのでした。

年明け、高校生のさつまいも研究を聞くのが楽しみだ。


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最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:5歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:4歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂: 2歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、赤ちゃんからちびっこ怪獣に大進化。

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吉田拓実|さいこうファーム OKHOTSK BIHORO
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