極寒のひがし北海道の冬だからこその贅沢〜今月も釧路新聞にコラムを書きました!
今月も月に一度の大事な仕事、釧路新聞のコラムを書きました。「楽しんでます、ひがし北海道のくらし」という枠での掲載。
しかし、困った。今月は一日もひがし北海道で暮らしていない・・・。
ということで、今回はさむいさむい美幌の冬の、思い出深い経験について書くことにしました。
第して、「極寒のひがし北海道の冬だからこその贅沢」。
美幌に移住してはじめて迎えた冬のある日(もしかしたら二度目の冬だったかも・・・)、当時借家だった美幌の家の大家さんから声をかけてもらったことから始まります。
「吉田さん、オオワシとか好き?」
「オオワシ?あのオオワシですか?」
「そう、私、オオワシ、好きなのよねぇ」
「あぁ、かっこいいですよねぇ。一度見てみたいなぁ」
「あぁ、ほんとぉ?行ってみる?」
「え、見れるんですか?行ってみたいです」
「じゃあ、今から行く?私、買い物帰りにいつも見に行くのよねぇ」
動物園や図鑑でしか見ることの無い、あのオオワシを買い物帰りに?と思いつつ、ぼくらは大家さんの車に乗せてもらいました。
家の前の坂を降り、シティ美幌を過ぎて、網走しんきんの交差点で右折。そこからちょっとだけ市街地から離れた美幌川沿いの道路。
「ほら、あそこ!」
「え、どこどこ?」
川沿いの木の枝に、黄色いくちばし、肩に白いラインをもった黒くて大きくてかっこいいオオワシの姿が。
まさか、こんなに近くであのオオワシが見られるなんて!とても驚いたことを覚えています。すごいな、オホーツク。
それからというもの、冬になるとぼくも買い物帰りに思い立ったら、ちょっとだけ遠回りして美幌川沿いを車で走り、オオワシの姿を眺めるようになりました。
家の近くで日本最大の猛禽類であるオオワシを見られるなんて、極寒の美幌ならではの贅沢ですよね。
今年も美幌に帰ったら見に行かないとなぁ。
そんな話をコンパクトにまとめてコラムにしました。今週木曜(22日)の釧路新聞に掲載されると思います。もし手に取る機会があれば、ちらっと眺めてみてください!
見どころは地域おこし協力隊のタッキーからもらったかっこいいオオワシの写真です!