市場出荷に向けて、じゃがいも大量箱詰めつめ
さいこうファーム、今シーズン終盤に来てはじめて市場に出荷します!
「やばい、想定の倍、いや3倍、いやそもそもちゃんとできるとも思っていなかったら想定の無限倍とうもろこしが収穫できてしまった」と言っていましたが、実はとうもろこしは通販と直売で売り切れてしまったのです。みなさまのおかげでございます、ありがたや。
じゃがいもも順調に直売や通販で販売はしていました。ただ、きたかむいの収穫量は約4トン。500gの袋詰めだと8000袋。すごい数。さすがにこの量は通販と直売では売り切れないので、市場出荷に初挑戦することにしました。
市場で本当に取り扱ってくれるのかしら?ダンボール代にもならないとか聞くけど、やっぱりそんな感じなのかなぁ・・・。北見の丸北市場まで、一山超えて行かなきゃだけど無事に運べるかしら。
あぁ、ドキドキする。
しかし、ドキドキしてる場合ではないのです。まず、出荷用に箱詰めするというハードミッションが。
準備したのは10kg用段ボール200箱。計2トン分。つい先日、今季の解散宣言をした、さいこうファームスタッフのみなさんに緊急招集のお願い。今シーズン最初から手伝ってくれたお二人に集まってもらいました。
はじめての大量箱詰めなので、どうやるのが良いのか全くわかりません。とりあえず、地面にブルーシートを敷いて、フレコンバッグからじゃがいもを少しずつ落として箱詰めしてみることに。
しゃがんでの箱詰め、そこまで辛くはないけど、このまま続けると腰や腿がしんどくなる予感はプンプンしてきます。それでも、フレコンバッグの下を開けてしまったら、もうぼくらは途中で止まれないのです。
1時間半くらい作業を続けて、フレコンバッグは2袋目へ。今度は、「これもうちょっと高くして作業できない?」との声を受けて作業方法の改良を試みます。うまくいくか不安はあるもののパレットを5段重ねて、その上にブルーシートを敷く。そこにフレコンバッグからどどっとじゃがいもをドドド。
意外とパレットの上から落ちない。さらに、今度はたったまま作業を続けられる。
うん、いい。
改良版箱詰めシステムを使って、腰と腿をいたわりながら作業を続け合計3時間で約100箱できた時点で今日の箱詰め作業は終了。また、次回に持ち越しとなりました。
やっぱり、作業はできる限り立ち姿勢でやるに限るな、と思ったのでした。