つむぎと遊んだり、アスパラの勉強をしたり
午前中はつむぎと子育て支援センター。午後は一人でアスパラガスの研修会に参加。
支援センターに着くと、つむぎはすぐさま乗り物のおもちゃコーナーへ。本当に乗り物が大好きらしい。その後、体育館に移動して、乗り物を乗り回す。最近自宅では3台の乗り物につむぎと僕と幸枝さんがそれぞれ乗って、家の中を走り回るという遊びをよくやっているせいか。支援センターでも僕も乗り物に乗ることを強要してくるから少し困る。巨大な男が小さな子供の乗り物にまたがっている姿は他のお母さん方にはどう見ているんだろう・・・。僕は乗り物を壊さないように腰を浮かせた不自然な姿でつむぎを追いかける。
乗り物の合間には少しサッカー。年末実家に帰っていた頃からたまにやっていたサッカー。いまではドリブルのスピードもかなり上がり、キックもまっすぐ転がるようになってきた。親バカかもしれないが、この子は運動神経がとても良いのではないかと思う。僕は今からスペイン語を勉強しておこうかな。
その後ノリノリでダンスを楽しんで、帰宅。帰りの車内でつむぎはお昼寝に入る。理想的な流れだ。
ご飯を食べて、しばらくしたらアスパラガスのセミナーへ。酪農学園大学の園田先生とパイオニアエコサイエンスの方によるオンライン講習会だ。話題は、土壌凍結が深い年のアスパラガスに見られる空洞についてとアスパラガスを育てる土壌について。
美幌は、冬マイナス20℃にも達するくらい冷える土地だ。その一方で、雪はそれほど多くない。その結果として土壌水分が凍りつき土壌凍結が進む。去年や今年のように雪が少ない年はその傾向がかなり強いようだ。そういう年には、アスパラガスの中心に空洞ができてしまう現象が見られるらしい。その要因はアスパラガスがうまく水分を吸い上げることができなくなる事による、水分不足とのこと。それを防ぐためには、土壌表面の温度をゆっくりとあげていくことが理想的らしい。
もう一つの話、アスパラガスの土壌について。こちらで面白かったのは、栽培方法の工夫だ。最近のトレンドは高畝のようだ。高畝にすることで、排水性がよくなり、地温が上昇し、根圏微生物が活性化し、根もよく育つ、その結果として収量が増加する。更に、高畝であれば収穫する際もある程度高さがあって楽になるはず。いいことずくめのようだ、多少面倒でも高畝にして準備しようと心に誓う。畝の高さは20〜30cmくらいベッド幅は2mくらい、条間は70〜80cmの千鳥植えとのこと、ベッド幅はハウスの広さ的にそこまで取れないけれど、参考にしよう。
セミナーを終えて家に帰るとつむぎがお昼寝から起きたところだった。ご飯を食べてしばらく遊んだ後に、ズボンを履かないおむつスタイルで幸枝さんの実家とLINE電話。実家に送った契約済みのラインモバイルを使えば月額300円でテレビ電話し放題。いい時代になったものだ。