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「母である」私に必要なのは、「母ではない」自分でもいること
先日、上司との1on1の中で「なぜ女性は働くのか」を考えるタイミングがあった。いくら世の中が女性も働きやすい社会になろうと、キャリアにおいてライフイベントの影響を受けやすいのは生物学的に“女性”なのだ。
私も「お母さん」になってから今年で5年が経とうとしている。子どもを2人産んで、育てて、大変なこともある中でもやっぱり私は仕事をしたいと思う。
それはなぜなのか、少し思慮してみようと思う。
「母ではない」私とは
2人の子どものお母さんであることはベースにありつつ、私は自分の居場所を他の場所にも作っておきたいと思っている。それは、自分自身に価値を感じていたいから。そこに、母かどうかは関係なく…私ができること、得意なことを社会の一員として発揮したいなと思う。
その代表が、仕事だ。
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仕事をしている時間の大切さ
子どもを産む前は、仕事が一番頑張るところでプライベートが息抜きだった。
でも、子どもを産んでからの私は子育てが一番頑張るところで、仕事は頑張るところでもありつつ、息抜きにもなる場所に変わった。
この場合の「頑張る」にはちょっと無理をするという意味も含まれている気がする。そして、息抜きとは必ずしもくつろぐ時間とか、お出かけするとか、それだけじゃないことも知った。
大きく変わったことは、プライベートの時間=子育ての時間=頑張る時間になったこと。
仕事はもちろん頑張るところではあるが、自分に与えられた役割(≠母)があって、会社のミッションややるべきことのために職場の人と意見を交わせる。その環境の中で仕事ができることに「幸せ」を感じるようになった。
その時間があるからこそ、子どもとの時間も貴重で大切にしたいと思える。
ただ、子育てと切り離せるわけではない
とは言っても、ベースが子育てにあることに変わりはなく、仕事と子育てはどうにか両立させなければいけない。
仕事中に保育園から電話がかかってくることもあるし、
お迎えの時間になったら仕事を切り上げなければならない。
フルリモート勤務になった今でこそ、夫と臨機応変に対応できるが、それまではどんなに仕事が終わってなくても16時半には退勤していた。
子どもの体調不良が続けば、親のどちらかは仕事を休まなきゃいけないし、とにかく子育てが仕事に与える影響は小さくない。
母ではない私でもいるために必要な存在
そんな貴重な仕事をするためには、欠かせない存在がある。それは、私の場合紛れもなく夫だ。今は両親が近くにいるわけではないので、子育ての協力者は夫。そして忘れてはいけない、保育園。
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子育てにおける理想の「夫」
これはシンプルに自慢だが、私の夫は家事育児、その他家のこと全般において一通りのことはできるしやってくれる。なんなら家事に関しては私よりもちゃんとしていると思う。
我が家は基本的に家事や育児を”自分ごと”だと思っていて、どっちががやって当たり前という思考ではない。(これけっこう大事!)
だから「ワンオペ」育児が常態化してないし、こういうパートナーがいるのは本当にありがたいなと思う。
共働き世帯の強力な味方「保育園」
そして、私が仕事できるのは保育園の存在があるからだ。保育園では、家ではできないような経験をさせてくれるし、ご飯も出してくれるし、友達もたくさんいる。
子どもにとっては少しストレスのかかる場所かもしれないけど、それでも楽しんで来てくれるし、4歳になった長男は保育園でのお話をしてくれるようになった。
論点はずれるけど、本当に子育て支援を考えるなら保育士さんの待遇をもっと良くするべきだと思う。将来ある子どもの命を預かっているのに…。
共働きで、祖父母も近くにいない私たちにとっては保育園はなくてはならない存在。本当に感謝でしかない。
「母である私」を大切にするには
最後に・・・
お母さんであるかどうかは関係ないけど、結局は”好きな自分でいること”が大事なんだと思う。それによって、自分にも余裕が生まれるし、きっと子どもたちにも(少しは)優しくなれる気がする。
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私の場合、”好きな自分でいる”条件が
仕事をすることで、他にも居場所を作っておくこと
母親以外に与えられた役割があること
自分の趣味ややりたいこと、好きなことにも時間を使えること
だとすると、1と2は仕事とか夫との時間とか。3はちょっと早起きして自分の時間を作ったり、ちゃんと美容室行けたり、時には友達のと時間も確保すること。
ちゃんと言語化したことで、改めて大切にしたいと思えた。
仕事(職場)も自分の居場所であり続けるために…キャリアアップも諦めないで、自分のやりたいことに挑戦できたらなと思います。
▼自分時間を確保するために「朝活」してるって話