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吉田孝行作品『ぽんぽこマウンテン』が選出されたブルガリアのプロヴディフで開催の国際ヴィデオアート祭で作品募集中!

2016年に吉田孝行作品『ぽんぽこマウンテン』が選出されたブルガリアのプロヴディフで開催の国際ヴィデオアート祭で作品募集中!10分以内の作品。5月30日(火)まで。http://facade.arttoday.org/en/2017/open_call

吉田孝行作品『ぽんぽこマウンテン』は、2016年9月8日(木)〜9月10日(土)にブルガリアの第2の都市プロヴディフで開催されたヴィデオアートの国際フェスティバル「Facade Video Festival 2016」に選出され、現地で上映されました。http://eigabigakkou.com/news/activity/6897/

参加アーティスト紹介ページ(吉田孝行の紹介は下から3番目)
http://facade.arttoday.org/en/2016/participants

フェスティバル・カタログのPDF(吉田孝行の紹介は81頁)
http://facade.arttoday.org/data/files/catalogue_2016_web.pdf

吉田孝行作品『ぽんぽこマウンテン』
(撮影・編集:吉田孝行/2016年/10分/HD/16:9/白黒)
「ぽんぽこマウンテン」とは、日本のとある公園に設置されている白い色のエア遊具のことである。雪山のようなトランポリンであり、その上で子ども達は、ぽんぽこ飛び跳ねて遊んでいる。本作は、曲線のあるユニークな風景の中で、無邪気に遊んでいる子ども達の姿を、動画と静止画の組み合わせによって表現したモノクロの映像作品である。作品の冒頭に引用される「子供心を失った者は、もはや芸術家とはいえない」という彫刻家コンスタンチン・ブランクーシの言葉に着想を得て制作された。

【吉田孝行プロフィール】
1972年北海道生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。映画美学校に通い、様々な映像作品の制作に携わる。山形国際ドキュメンタリー映画祭2011でヤマガタ映画批評ワークショップに参加。東京フィルメックス2014でアジアの映画人材育成事業「タレンツ・トーキョー」のコーディネーターを担当。日本で唯一のドキュメンタリー専門誌「neoneo」の編集に携わる。共著に『クリス・マルケル―遊動と闘争のシネアスト』『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』など。新作『ぽんぽこマウンテン』が、映画祭、ヴィデオアート祭、展覧会など、世界14か国、17の国際フェスティバルに選出されている。

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【関連記事1】http://www.cinematoday.jp/page/A0005386
【関連記事2】https://jp.sputniknews.com/opinion/201611042976112/

【推薦の言葉】
「ぽんぽこマウンテン」という遊具で戯れる小さな少年少女が描かれる作品の後半で、背後に樹々を配したロング・ショットの美しさといったら。しかし、一見単純と見える曲線の美を生み出しているのは、それまでのショットの的確な配列であり、とりわけ静止画の導入が、時間の推移のなかで無償の官能性を呼び込んでもいる。時間と無時間が葛藤し、映画の原理に思いを巡らせる、極めて野心的な小品だと感嘆した。———筒井武文(映画美学校講師・東京藝術大学教授)


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