『ユリイカ』臨時増刊号『総特集ジャン=リュック・ゴダール』に吉田孝行「六八年のゴダールとマルケル」という論考を寄稿しました!
絶賛発売中の『ユリイカ』2023年1月臨時増刊号『総特集ジャン=リュック・ゴダール』に、吉田孝行「六八年のゴダールとマルケル」(526-533頁)という論考を寄稿しました。68年5月革命前後のフランスにおいて、『ベトナムから遠く離れて』や『シネトラクト』で協働/共闘した後、それぞれジガ・ヴェルトフ集団とメドヴェトキン集団で活動し、政治的闘争の一時代をともに駆け抜けたジャン=リュック・ゴダールとクリス・マルケルの二人の映画作家の足跡を辿る論考です。
70人近い執筆者と573頁に及ぶこのボリュームは『ユリイカ』史上最大だと思いますので、永久保存版としてぜひご購入のうえお読み頂けると幸いです。
クリス・マルケルについては、『neoneo』3号の小特集「Unknown Marker:知られざるクリス・マルケルの世界」に、吉田孝行「クリス・マルケル小伝」(67-69頁)という文章も寄稿しております。こちらもどうぞ宜しくお願い致します。
【吉田孝行プロフィール】
1972年生まれ。映画美学校で学び、東京フィルメックスで働く。映画とアートの境界を問い直す実験的な映像作品を制作、これまで世界30か国以上の映画祭や展覧会で作品を発表している。近作に『ぽんぽこマウンテン』(2016)、『タッチストーン』(2017)、『ある日のアルテ』(2022)、『ある日のモエレ』(2022)など。アジア各地の映像作家がコロナ禍の日々をテーマに撮り下ろしたオムニバス映画『エイジ・オブ・ブライト』(2021)に日本から唯一の作家として参加した。共著に『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』(森話社 2016)、『躍動する東南アジア映画』(論創社 2019)など。
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