ギンザ・グラフィック・ギャラリーで「八木幣二郎 Heijiro Yagi NOHIN: The Innovative Printing Company 新しい印刷技術で超色域社会を支えるノーヒンです」を観ました! 20 議論メシ編集部 2024年6月4日 06:00 東京のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)では、グラフィックデザイナー/アートディレクター 八木幣二郎の個展「NOHIN:The Innovative Printing Company 新しい印刷技術で超色域社会を支えるノーヒンです」を開催する。 架空の印刷会社「NOHIN」を作り上げ、戦後日本のパラレルなデザイン史を構築するようなコンセプトの展示。 1999年生まれの八木様(若すぎ! 23歳?!)は、デジタル・ネイティブ世代の次の世代に属するの若きアートディレクター。 3DCG用ソフトウェア「ZBrush」を駆使しながら、三次元の空間を二次元の平面に畳み込むような質感を追求するとともに、自身がイメージする視覚表現を実現するための印刷技術にも着目し、唯一無二のデザイン様式をつくり上げてきた。 同展はふたつのフロアで構成。1階では、架空の印刷会社「NOHIN社」を想定し、そのコーポレート・アイデンティティ(CI)を制作。 SF的な「並行世界」の価値観とルールに基づいて、CIをさまざまなアイテムや資料に展開する。 地下のフロアでは、八木が敬愛する日本のグラフィックデザイン界の巨匠10名の名作ポスター約20点とともに、3DCGが存在する「並行世界」のオルタナティブな可能性として、これらのポスターを再解釈した八木の新作を展示する。 何と展示は無料! ポスターを提供したのは浅葉克己、勝井三雄、亀倉雄策、杉浦康平、田中一光、戸田ツトム、長友啓典、福田繁雄、松永真、横尾忠則。 2階は今までの展示のライブラリーがあります。そこもおすすめです! 23歳の頂点、是非ご堪能下さい。ここまで読んで下さってありがとうございました! この記事が参加している募集 #一度は行きたいあの場所 56,892件 #一度は行きたいあの場所 #美術館 #ギンザグラフィックギャラリー #八木幣二郎 20