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やはり❗️日本のDX:デジタル・トランスフォーメーションは日本的事情を考慮して進めるしかない。

昨日、朝の番組で日本のとある企業のDX化に向けての取り組み事例が紹介されていた。

内容は、

客の問い合わせに迅速に対応する為の商品説明をネット経由で説明する

(これって、結局客先担当営業マンから内勤の社員に業務が移っただけ?)

客先からの注文に対応するために客先に常時、商品を置いておき、客は購入する時に商品の入っている箱についているタグを読み取ると瞬時にその履歴が販売元の会社の販売システムに反映される

(これって、いわゆる回転在庫管理を現物を客先に移動しただけ?)

というものでした。番組内では、このようなデジタル化が業務の効率を良くしていくことにつながると解説していました。

みなさんは、どう?思われたでしょうか。

私は、と言うと最初に思ったのは、日本の会社という枠組みでは、客に対する姿勢が、一貫しているので常に、最新の技術を使って客側からの便宜さを目指す方向に向かうのだなぁと思ったのでした。

DXとはタイトルにも書いてあるように:デジタルトランスフォーメーションです。

トランスフォーメーションと言う意味は、変革と言う意味合いを持っております。なので、本来は業務全体に渡っての変化が必要なのです。

そもそも日本の文化に深く根ざしている顧客第一主義が、根底にあるからでしょう。対等な関係を目指さない限り同様なことは続くでしょう。

そろそろ、海外では常識となっている客先側、そしてサービス提供する側の全ての働く人達のことを根底に置いて、業務全体を俯瞰してDX化を進めないとまずいと思うのですが。

みなさんは、どう?思われますか。

私は、現在、九州の地方都市で暮らしおります。

若い頃から中高年まで、東京や東南アジアや中国という海外で働いた後、介護という事情もあって故郷に帰ったのです。

働き方改革が今ほど必要な時期はないと思っています。昔、地方都市には普通に存在した町内会や老人会やらが存在感が薄く機能していません。

なので、近所付き合いが減り子供も大人も家族以外との付き合いが減り日々の暮らしを立てることで精一杯、さらにそこに加えて介護が必要な家族を抱えた場合、もう時間に追われて自分を見失ないがちになるのです。

こういう精神的に余裕のない社会では、ストレスも多くなり、毎日のように言動におかしなことをする人達を目撃するようになりました。

私自身は介護からも解放されて、自分自身が培ってきたものを社会に還元できる方法を構築しているところです。

最近知ったのですが、日本人全体で5割もの人達が、文章だけでの理解力が低いとの調査結果を伝える記事を目にしました。

日本人も外国人並になったのかと、その時は思ったのでした。

私自身、海外で働いていた時に肌感覚で感じたのは、3割の人達は、こちらの話を伝えるのが難しいということでした。

今や動画や漫画などいろいろ伝達手段はあります。なので、文章だけで難しければ、補足して動画や写真などもっと視覚に訴えるものを織り込んで伝えるマニュアルを用意することが必要かと思うのです。

海外で働いていたときに気づいたのは職場でのマニュアルが整備されていたことです。また、それらを使って新しく加わった人達に教えることが徹底されていました。

日本と違い人の出入りが多いので、そういうマニュアルがないと現場が回らないということだったんだなと改めて思ったのです。

将来、日本の職場でも、こういうことが必要になるのではと。

以上長々と述べてきましたが、日本版DX の導入は、やはり日本的な事情を考慮して進めるべきだと強く思ったのでした。

最期に、ここまでお読み頂きありがとうございました。










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ヒロ-シン
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