ワーケーションと行動経済
ドラスティック・チェンジ
ドラスティックとは、
根底から覆すほどの急激な変化であったり、
価値観すら変わるほどの猛烈な変化であったり、
と言った意味を持ちます。
コロナ禍によってニューノーマル的な新しい、
ライフスタイルが確立しようとしています。
まさに!
ドラスティック・チェンジが起きていくのです。
ワーケーションの提唱
政府も「ワーケーション」を推奨し始めました。
旅行業者も企業へ「ワーケーション」を、
提案して行くと発表して来ました。
そもそも「ワーケーション」って?ですが、
読んで字のごとく…
ワーク+バケーションでワーケーションです。
コロナ禍の影響で観光需要が低迷する中、
新しい観光産業の起爆剤として推進したい構えです。
ワーケーションも幾つかあるそうですが、
リゾート地やサテライトオフィスなどで連続勤務する、
勤務主体のテレワーク型、
有給休暇中の旅行先で休暇の合間に半日又は数日働く、
休暇主体の休暇活用型、
リゾート温泉地などで実施するMTGや企業研修などの、
グループワーク主導による法人向け研修型があります。
段階を踏んでいくニューノーマル(第一弾)
いまコロナ前とコロナ禍の最中では、
大きな心境変化が変わっています。
旅行も会食も制限され、
ステイホームでの自宅引きこもり族が増え、
コミュニケーションが取りづらく、
ストレスは大きく増えています。
消費活動が大きく制限されますので、
経済消費は大幅に落ち込むのです。
そして…これはまだ序章です。
段階を踏んでいくニューノーマル(第二弾)
第一弾が過ぎると…
次に欲求の反動が起きて来ます。
人間はずっと我慢出来ないのです。
反動消費が大幅に上がればいいのですが、
人間は損失回避性とお伝えしている通り…
得をするより損をしたくないのです。
いわゆる情報格差が超激しくなります。
デジタル情報を持つモノと、
デジタル情報を持たないモノとの圧倒的格差が広がり、
より一層の個人中心的価値観が増えていきます。
動き出したとしても経済活動は慎重になっていく…
結果として経済はまだ少し沈む予測です。
そして…
段階を踏んでいくニューノーマル(第三弾)
次は第三段階へと進むでしょう。
ここまで来れば…
危機を乗り越えて生き残る企業が明確になります。
新しい雇用体系が生まれますので、
ワーケーションが普通に浸透しているかもしれません。
人間も同じです。
どんなに逆境の中や、
厳しい困難にぶちあたっても、
決して心が折れることなく、
しかも状況変化に合わせて柔軟に生き延びようとする、
力を持っている人間が時代を創ります。
いわゆるレジリエンスと呼ばれている、
「適応力」や「復活力」を持つ人間です。
ワーケーションと行動経済
プラスイオンに大きく侵されている都会での生活よりも、
リゾート地や温泉地と言った観光産業主体の地で、
マイナスイオンに囲まれ休暇を取りながら仕事をした方が、
効率的に仕事が捗ると感じます。
そして…
経済的マイナスが大きい企業にとっては、
このタイミングで大きな変革をしない限り、
コロナ禍による危機を脱するのは難しいと感じます。
ワーケーション推進の課題は「経費」の考え方でしょう。
就業規則や経費処理の取扱等は、
しっかりとした法整備が出来ない限り進みません。
近いうちに「ワーケーション」に特化した、
行動経済型アンケートを作る予定です。
ぜひ愉しみにしておいてください。