見出し画像

「ワクワクしながら仕事する」がモットー

私は名古屋で矯正歯科医院を経営しています。

実は、勤務医時代、自分が良かれと思ってしたことで病院に迷惑をかけてしまったことがあるんです。

今回は、当時の失敗体験にもとづく今の自分の仕事に対する考え方についてお話していきます。

私が歯科医を志した理由

まず、簡潔に歯科医を志した理由をお話させてください。
私が歯科医を志したのは、「口腔内の健康が全身に大きな影響を及ぼす」と知ったからです。

体の中で一番細菌が多いのは口の中。
食べるたびに、細菌を一緒に体内に取り入れてしまっています。

歯の健康がダイレクトに全身の健康に影響を与えます。

多くの人が健康に毎日を過ごせるように。
そのお手伝いがしたいと思って歯科医を目指しました。

いまは名古屋栄にある矯正歯科医院「久屋パーク矯正歯科」を経営しています。

何でもできる歯科医師になりたい

学生時代を振り返ってみます。

大学病院に残るか、一般の病院に就職するか選択しなければならない時期、将来について、こう考えました。

歯の治療なら何でもできる医師になりたい。

大学病院に残ると、一つの分野に特化するため幅広く治療できないと感じました。

口腔内の治療に関しては、すべてやっていきたいと強く思っていました。
そこで一般の歯科医院を選択します。

いづれ独立したい。
すべての治療ができるようになってから独立しようと考えました。
しばらくは勤務医として働く道を選びました。

良かれと思って動くうちに誰もついてこなくなった

勤務医時代のこと。

そこは地域の歴史があるクリニックでした。
最初の3ヶ月で出鼻をくじかれました。

いまになっては、これがよかった。

私は最新の治療をずっとやってきたので、「こうしたほうがよいのにな」と思うことが多かったんです。

もっとこうしたほうがいいと私は動きました。

結果どうなったか?

誰もついてこなくなったんです。

いま思えば、長く働いている人が多かったので、当然だと思います。

働いてくれている人の気持ちが大事

クリニック経営は、人がついてこないとうまくいかない。

そのとき、気づいたんです。

自分の思いで「これがいい、あれがいい」はわかる。
でも、自分の考えが、患者さんにとって、クリニックにとって、働いている人にとっていいかどうかを考えないといけない

そこで、考え方をがらっと変えました。

どうなったか?
周りの人とうまくやれるようになり、クリニックも活気づきました。

クリニック経営において大事なことは、働いてくれている職員の気持ち。

医療のことも大事かもしれませんが、働いてくれている人の気持ちをもっと大切にしないといけません。

この病院では、本当に大事なことは何か?を学ばせてもらいました。

「ワクワクしながら仕事する」

患者さんのために頑張りたい。

そのためにも、職員の心に寄り添える医師でありたいと強く思っています。

私の人生の目的、それはワクワクしながら仕事することです。

私は、どこにいても24時間ずっと仕事のことを考えています。

これからも仲間と楽しく働きたい。

仲間を大切にし、より多くの患者さんのお役に立てるように前進していきたいです。

みなさんへのお願い(質問募集)

私は、他の方のnoteを読むことが好きで、名古屋関係の記事を中心に読んでいます。

興味深い記事には「スキ」しています。
みなさんの記事から元気をいただき、私もnoteを継続できている状態です。
ありがとうございます!

最後にみなさんへお伝えしたいことがあります。

歯についての素朴な質問を募集しています。
私にわかることでしたら何でも記事にしてお答えしますので、何かありましたら遠慮なくコメントください。

名古屋をはじめとする東海地方にお住まいの方ならご存知、東海テレビに専門家として出演したこともあります。

【御礼】このページの画像は、noriko_vさんからお借りしました。
ありがとうございます!

もしこの記事をいいなと思ってもらえましたら、「スキ」「フォロー」をよろしくお願いします!


いいなと思ったら応援しよう!