8月11日、6年ぶりのナイアガラ滝観光に行ってきました。完璧な天候に恵まれました!
ジャパンから訪れた友人一家を案内して、トロントからナイアガラ滝まで日帰りバスツアーに行ってきました。
6年前は、65年ほど前の小学校時代の級友が、孫を連れて私を訪ねてきてくれたので、私が車を運転して3人で行ってきたのですが、トロントからナイアガラまでの約2時間のドライブは、ちょっとしんどくなってきたので、バスツアーに予約を入れておきました。
夏の間、観光客などが多数押し寄せるので、この道中のドライブは後期高齢者向きではないのです。笑
初めてのバスツアーを、オンラインで2か月ほど前から予約していたのですが、どういうふうに展開するのか分からずちょっと心配でした。支払い済みのレシートは受け取りましたが、予約の確認メールとかは来ませんでした。出発はトロント・ダウンタウンなのですが、HPでは私たちが住んでいる郊外のマーカム市まで迎えに来てくれるということだったのです。
8月11日が近づいてきましたが、ピックアップ地点のホテルはHPに書いてあるけれども、何時に集合との連絡がありません。前の日に電話を入れたら、朝7時30分にホテルのロビーに来てくれとのこと。半信半疑でうちから車で5分ほどのホテルのロビーに行って待っていたら、ぴったり7時30分に私のケータイに電話がかかってきました。「お迎えにきました!」
バスが迎えに来たのかと思って一同、表に出たら、なんと最新型の黒いレクサスが止まっていました。運転手さんが「ここから、ダウンタウンの出発地点までお送りします」。これには、驚きました。
35人乗りの中型バスで一路、ナイアガラへ
MLBトロント・ブルージェイズの本拠地、ロジャースセンターの近くから中型バスに乗り込みました。35人乗りで34人まで座席が埋まっていました。
パキスタン出身だというドライバーガイドの男性が、乗客一人一人に「どこから来たんですか」と尋ねると、オーストラリア、英国、米国、メキシコ、ジャパンなどなど、いろいろな国から来ている観光客が乗っていることがわかりました。私は「オンタリオ州マーカム市」と言ったら、それ以降、彼は私のことを「マーカム」と呼ぶようになりました。笑
ドライバーガイドは、多少なまりのある英語ですが、面白いことばかり言って客を笑わせます。言っていることの半分ぐらいはジョークなので、「このバスはトルコ製で3週間前に購入したばかりだ」と言ったのも、どこまで本当なのかわかりません。笑
滝壺近くまで行くボートツアーに
このバスツアーでは、オプションで滝壺近くまで行くボートツアー(昔は「霧の乙女号」と言っていたようですが、今は違う名前です)のチケットも込みになります。従って、ボートの乗船待ちの長い行列に加わる必要がないのです。別の入り口からスイスイと入っていきます。
約300人乗れる船がドックから出発すると、まず「アメリカ滝」の前を通って行きます。
バスのドライバーガイドが「アメリカ滝の前を通過する時は、面白くないから目をつぶっていてください」と冗談を言っていました。このストレートな滝は米国領に位置しています。カナダ側から出ている船に乗っている客は赤い色のカッパを着ていて、米国側から出てくる船の客は、皆、青いカッパを着ています。
壮観、ずぶ濡れ、轟音に包まれるカナダ滝
アメリカ滝を過ぎて、まもなく馬蹄形のカナダ滝の前に船が進んでいきます。水しぶきでカッパを着ていても、ほぼ全身、ビショビショ状態になります。轟音が鳴り響くため、人の声は叫び声、歓声以外、ほとんど聞こえません。
ビデオも撮りましたので、ご覧ください!
滝を見物した後、バスはナイアガラ・オン・ザ・レークという綺麗な街まで行き、そこで1時間ほど、各自、自由行動で歩き回りました。この街のメインストリートには、19世紀半ばに建てられたオリジナルのホテルなどもありました。
ドライバーガイドが言っていた通り、この街を歩いてバスに戻るころには、濡れていた衣類も全部、ドライになっていました。
この後、帰路につきましたが、しばしば渋滞に巻き込まれ、3時間余かかって出発地点まで戻りました。その後、例の黒いレクサスが再び、私たちをマーカム市のホテルまで送り届けてくれました。
好き勝手にやっていますので、金銭的、経済的サポートは辞退させていただきます。ただ、スキ、コメントは大歓迎させていただきますので、よろしかったらお願いいたします。望外の喜びです!