8月の成長
8月が終わった。
娘が小学生になって初めての夏休みは、親離れの瞬間をたくさん感じた。
仲の良い友達の家に一人で行った。
ココアが美味しかったからぼくと妻にもいれてくれた。
歯磨きを自分でやるようになった。
マニキュアの真似をしてオシャレを楽しんでいた。
旅行に持って行く荷物を自分で選んだ。
ありがたいことに、娘にはひいばあばがいる。
92歳になる妻の祖母だ。
今年は妻の妹家族も誘って高知県にある家に泊まらせてもらった。
妻の妹夫婦には11歳の男の子と7歳の女の子がいて、娘がお兄ちゃん・お姉ちゃんと慕っている。大好きな2人と一緒に動物園に行き、川で遊び、山に登り、知らない街を歩いた。
2人から刺激を受けて過ごす時間に比例して親離れをしていくことを実感した。
娘が離れていく瞬間は寂しいというより成長を感じられて嬉しかった。
妻は寂しがっていたので僕がまだ気付いていないだけかもしれない。
早朝、話声で目が覚めると娘が義姪にお化粧をしてもらっていた。
義姪が初めてお化粧をする娘に優しく接してくれていて嬉しかった。
義祖母を囲んでみんなで写真を撮った。
孫とひ孫を見つめる目にいろんなことを勝手に感じでグッときた。
また来年みんなで来るから元気で過ごしていてもらいたい。
怖かった花火も今年はできる様になった。
夏休みの宿題も工作も間に合った。
欲しかったNAOTの靴を誕生日プレゼントにしてもらった。
娘が誕生日ケーキをいつも通りにつまみ食いをして笑っていた。
楽しい夏だった。
夏は一気に成長する季節なんだろうな。
気が早いけど、次の夏も楽しみだ。