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iPadOS 18の濁音入力問題

2024.12.12 追記
この問題は、iPadOS 18.2で解決されましたので、バージョンアップすることが解決策となります。

問題

かな入力キーどーどで「ば」を入力するには、「は」を入力した後に濁音を入力するキーを選択しますが、iPadOS 18(18, 18.1, 18.1.1)にアップデートすると「は゛」のように2つの文字に分かれてしまうことがあります。
フローティングキーボードでは、そもそも濁音を入力するキーが表示されず ^_^ のキーが表示されたままになります。
以前にお伝えした解決策では、スイッチコントロール環境では問題が完全解消されていませんでしたが、より良い設定を確認しましたので共有しますね。

設定手順

① 外部キーボードまたはスイッチ接続インタフェースを接続します。
スイッチ接続インタフェースは、実はiPad的には外部キーボードなので、スイッチを接続して使うということは、外部キーボードを繋げているということなのです。
iPadの設定メニューでは、外部キーボードを接続しないと設定メニューにでてこない項目があるので、最初に外部キーボードをつけます。

②と③の設定

② 「設定 > キーボード > ハードウエアキーボード > 日本語 - かな入力」の設定を「かな入力」にします。(おそらく「自動-ABC」になっていると思います。)

③ 「設定 > キーボード > キーボードの種類」の設定を「JIS(日本)」にします。(おそらく「ANSI(米国)」になっていると思います。
この時ですが、設定を変更して前の画面に戻っても、表示が変更前のままになるかもしれません。その場合は、もう一つ前の画面に戻ってから再度開いて確認してみてください。再表示されて正しく設定しているのがわかります。

④ 「設定 > アクセシビリティ > スイッチコントロール > 拡張予測変換」を「オフ」にします。(おそらく「オン」になっていると思います。

④の設定

これで、問題が解消すると思います。
もし、これでダメな場合は、一旦すべてのアプリを終了して再起動してみてください。
それでもだめな場合は、yoshi@yuilab.netにご連絡ください。状況を教えていただいて、また解消方法を探ります。
今日のこのnoteのために、協力してくださった、あかりさんとりえさんに感謝です。ありがとうございました。😊

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Yoshi = 高橋宜盟(たかはし・よしあき)
いただいたサポートは、結ライフコミュニケーション研究所のFellowshipプログラムに寄付し、子どもたちのコミュニケーションサポートに使わせていただきます。