国債発行=民間黒字
国債。
この言葉を聞いて、見て、どう思うだろうか?
「国の借金1000兆円」
「財政破綻する!!」
「将来世代にツケを残すな」
そんな言葉が、常識になっている。
でも。
断言する。
これは明らかな間違いだ。
誰かに洗脳されている。
あるいは、「お金」の本質を理解していない。
それを今から証明しよう。
「政府が国債を発行したら、民間の貯蓄が増える」
これは、否定できない単なる事実。
そんなバカな?そう思った方もいるかもしれない。
しかし、紛れもない事実。
この事実が常識である社会だったらいいな。
将来に希望をもって生きていけるのにな。
そう切に思う。
「国債発行のプロセス」
①政府は、市中銀行から「日銀当座預金」を借りている。
※日銀当座預金とは、銀行が日銀に持っている預金。(銀行の「資産」で、日銀の「負債」)
ココで大事なことは、政府は我々の銀行預金を借りているのではない、という事実。
②政府は借りてきた当座預金を担保に、「政府小切手」で民間に支払い。
③小切手を受け取った民間企業は、それを民間銀行(みずほ・USJなど、その企業のお得意先)に持ち込む。
④銀行は、政府小切手という「政府の借用証書」と引き換えに、銀行預金を同額発行する。
お分かりだろうか?
④の時点で、政府が借りてきた金額=国債額=民間銀行の預金発行額、となる。
つまり、国債を発行した額と同額、民間の預金は必ず増える。
⑤④でできた銀行預金で、企業は、従業員や取引先に代金や給与を支払われる。
⑥一方、政府小切手を手に入れた銀行は、それを日銀に持ち込む。
⑦日銀は、②で政府小切手の担保だった分で、精算する。
つまり、日銀は政府小切手と引き換えに、同額、日銀当座預金を発行する。
※ここで重要な点の2つ目。
銀行は、①で政府に貸し出した分と同額の日銀当座預金が戻ってくる。
従って、政府が「借りるお金」がない、などということはあり得ない。
以上、ここまでが国債発行のプロセス。
え?政府小切手を受け取った日銀はどうなるのって?
日銀は政府の子会社です。この考え方を「統合政府」といいます。
子会社と親会社のお金の貸し借りは、相殺される。
お父さんがお母さんにお金を借りているようなもの。家計でみれば+-0。
国に借金なんかない。
政府の負債=民間黒字。
この事実は広まれば、未来は明るい!
嘘八百を言って、将来不安を煽る政治家を選挙で落とせ!