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二兎追う者は二兎を得るか「どっちもいい」「どっちもイヤ」

犬の散歩をしていた時に、全く脈絡なく「二択問題への対応」が頭をよぎったので書いてみる日。

過去に似たようなことを書いた気もするが、みんな忘れてるな?
または「読んでいない」と見なします。


「Aか?Bか?」という二択論争は常にあります。
会社やめるか、やめないか、とか
持ち家か、賃貸か、とか
店内で食べるか、お持ち帰りか、とかね。

そもそもの起源はこれじゃないか?(たぶん違う)
 ↓ ↓

「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」

そんなことで悩むなや。

生きろ。

「生きるべきか、死ぬべきか」は、有名なシェイクスピアの悲劇「ハムレット」より。
オムレットはオムレツだし、ハムエッグはハムと目玉です。

シェイクスピアは悲観主義者が多すぎやしないかい。


話が逸れつつあるので戻します。

さて、「二択」で思い出すのは、やはり嘉門タツオ(旧芸名 嘉門達夫)の名曲『ハンバーガーショップ』ですよね。

あれ?同意が少ない気がする。
みんな同意してね。
ご存じですよね?

学生アルバイトが働く、とあるハンバーガーショップ。
そこに客が戦いを挑みにやってきます。

その客とアルバイト店員の間で、注文のやり取りが行われるのですが、以下のようなセリフが出てきます。

「こちらでお召し上がりですか?それともお持ち帰りですか?」

「どっちもイヤ」

『ハンバーガーショップ』

公式のライブ動画があったので貼っておきます。
ライブは2017年のようですが、曲は30年以上前のリリースです。
ぜひ見て(聞いて)ほしい。


2番の展開

2番の歌詞は、一転して、元暴力団の組員だった人が店員をやっているハンバーガーショップ。

歌詞はこうなります ↓↓

「ここで食うんか 持って帰って食うんか どっちや」

「お、お持ち帰りで…」

「ここで食え~! そのほうがこっちが楽やねん ここで食え~」

「…じゃ、ここで」

『ハンバーガーショップ』


いったい、何の話だっけ?

壮大に話が逸れている気がする。

そうだ、「二択問題」だ。
逸れてなかった。

現在、「あれにすべきか、これにすべきか」という二択で悩んでいる人もいるでしょう。

それぞれのメリットとデメリットを洗い出して、総合的にどちらが良いか(マシか)を合理的に判断しようとしていると思います。

その際、「どちらか片方しか選べない」というのが、思い込みである可能性は探ってみた方がいいかもしれませんよ。

二択の答えとしては、

「どっちもいい」

「どっちもイヤ」

というパターンがあることも覚えておきましょう。
思考は柔らかく、です。

または、2番のように「持ち帰りで」と決めたのに、「ここで食え~」と他者から強要されるケースもあるかもしれません。

現実社会では、むしろこちらのほうが多かったりしてね。

自分で考えて結論を出したつもりでも、第三者から「こうしなさい」と言われて、不本意ながらそちらに従わざるを得ない、みたいなパターンもありそう。

嘉門タツオの「ハンバーガーショップ」を題材にして書いていると、一見ふざけたことを言ってるように思えるけど、実は案外本質を突いていて、深い示唆が含まれたことを言っているかもしれない。

・・なんてことは、ないな。


さて、あなたの「決断」には、「どっちもイヤ」や「ここで食え~」はないだろうか?

何言っているのかさっぱりわからんね。


PS.以前投稿した関連記事はこれだった。思い出したわ。


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