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フリーターとフリーランスは似て非なるが、両立可能か?

2週間ほど前、アルバイトという働き方に関する記事を投稿したら、わりと多くのスキが付きました。

(※本記事は、まず前回記事を見た後で読まれることをおすすめ)


現在の私のnoteレベルでは、スキ数100を超えたら、かなり多いほうになります。

「スキ」だけでは、どういう意識で押されたのかは分かりません。
必ずしも共感を得られたとか、好意的に受け取られたかどうかは不明です。

ただ、ここでは便宜上「反響があった」記事と見なして、前記事で書ききれなかった部分を補足しつつ、もう少し深掘りしてみたいと思います。
内容に重複があるのはご容赦ください。

いくつか、注目すべきポイントがあったと思います。

アルバイトという働き方の意識変革

個人的には反省すべき点ですが、アルバイトというのは、大学生や定年後のシニア、または子育てを終えた主婦などがやるもの、というイメージでした。

まだ20代くらいの独身の若者であれば、フリーターという立場も容認されている感じですが、 30~50代で、しかも家庭持ちなら、アルバイトという立場は、世間から「(いい歳して)情けない・みっともない」と思われはしないか、といった先入観がありました。

これだけ働き方が多様化している現代でも、まだまだ「大企業や公務員の正規職員」がちゃんとした大人、というイメージは強く残っています。

しかし、休職・退職を経験して、いわゆるキャリアブレイクとなった今、企業への再就職はとても高いハードルです。

まず、採用される可能性も低く、採用されたとしても、残業や出張もこなせる自信はありません。

休職前の上司との面談でも、「その年齢からの就職は難しい」と言われたし、その自覚もありました。

そんな中、業界でトップレベルの職場でアルバイトをすることによって、学びと経験を得ているスーパー主婦の話を聞いて、ポジティブな意識と行動があれば、こういう働き方もアリだ、と気付いたという話。

フリーランスで生計を立てるのは困難

「会社がしんどい」という理由で、退職・独立してフリーランスという道に進む人が増えています。

ただ、本来ならば、フリーランス(独立)というのは、会社勤めをしながら副業として行い、軌道に乗って本業の収入を超えるくらいになってから、退職をするのがセオリーと言われています。

会社を辞めた後から開始しても、生活費を稼げるようになるには、時間もかかり、かなりハードルが高いと言わざるを得ません。

「1日たった2時間の作業で月収7桁」などという甘い言葉に騙されてはいけません。

そういう人も実在するのでしょうが、トップオブトップのごく一部だし、それまでの道のりは数年単位の下積み時代や、鬼作業があったはずです。

それはそれとして、退職してもすぐには稼げず、稼ぐスキルやネタもなく、収入がない状態が続くのは、精神衛生上もよくありません。

そこで、即収入となるアルバイトを併用することで、収入と経験を得ながら、ブログやエッセイ、ハウツーなどの文筆業のネタにする、という両輪運用も結構現実的なやり方じゃないか、と考えます。

アルバイトの経験やスキルは、転職の武器になるか

ずっとアルバイトでやっていくのか、というわけでもありません。

いずれ、どこかに就職する際にも、その経験が役に立つ可能性もあります。

採用面接では、「全力を尽くして頑張ります」のような精神論では通らないと思います。

「何ができるのか、何をやってきたのか」という実務体験が重要であり、即戦力が求められます。

たとえアルバイトであっても、「どんな課題に直面し、どのような知恵と工夫で問題解決したか」などを、自身の体験として語ることができると、就職にも有利になるかもしれません。

少なくとも、キャリアブレイクの期間、「自宅にこもって、不定期でブログを書いていたが、ほとんど読まれなかった」という経歴よりも、いろんな職場を経験し、学びを得たほうが信頼度も上がるのではないでしょうか。

そのためには、「お金のため言われたことだけをやる」という姿勢ではなく、どうすればもっと効率を上げられるか、困難に対してどう立ち向かったか、などの取り組み意識が必要となると思います。

時給は変わらないから手を抜いた方が得、という考えでは次に繋がらないでしょうね。

業界や勤務先の選定も、非常に大事になると思います。

まとめ

いろいろ書きましたが、私自身は退職後にアルバイトをしているわけじゃないので、コタツ記事になってしまうのはご容赦いただければ・・🙇‍♂️

ただ、過去にはブログやアフィリエイトで挫折した経験は何度もあるので、あながち空想だけではないつもりです。

私が勤務していたIT企業でも、アルバイトから採用になった人も実際にいました。

サラリーマンであっても非正規雇用の率が高くなり、働き方の多様化も認知されるようになった世の中。

そんな中で、深刻な人手不足が発生していて売り手市場になっています。

「どこにも就職先がない」というのは、先入観によって視野が狭くなっている可能性もあります。

いきなり有名企業の正規採用にアタックするのではなく、アルバイト、パート、契約、派遣などを足がかりとして経験を積み、副業・複業も絡めた多様な働き方をするのも今どきの手ではないでしょうか。

※「そんなに甘くない」という異論反論もあると思います。
一個人の妄想気付き記事として、華麗にスルーしていただければ幸いです。


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