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つ抜け算盤(10counter)のパッケージをデザインした話

 つ抜け算盤、一昨日作ったのが大き過ぎる気がして、小さく作ってみた。わかりやすいように葛根湯と並べてみました。ツムラのツみたいに見えてくる。

 “つ抜け”を知らない人もいるかもしれない。10匹数えるまでは(〜つ)と数える。10匹の目は“とお”と数えるから、魚を10匹釣るのは“つ抜け”って言うそうだ。

 今日は神社に行ってきた。「今日も」と言っていいとも思う。最近、休みの度に家族が御朱印集めに行く。はじめは渋々付いて行ってみたけど、神社の雰囲気が好きになってきた。なんだか落ち着く。

 日本の神道。よく知らないけど身に染み付いているんだと思う。田舎の神社も中に入ると人はちゃんといる。なんか普通の道を走ってて、木がモコモコも生えてる細い道を入ると神社がある。これは知らなかったことだ。とてもすごいと思う。普通にいつも営業している。RPGの教会みたいだよ。

 …御朱印集め、集まっていくのをみるのは楽しい。各神社工夫をして面白いデザインを考えている。これ管理釣り場だったらどうなんだろうと考える。

 たぶん色んな管理釣り場に行って管釣り御朱印を集めたくなってくると思うんだよね。各地を巡りたい気持ちになると思う。管釣り御朱印は一回作って数百円集めたら元は取れそうな気もしている。御朱印集めはどちらかと言うと女性の趣味な気がしているので、管理釣り場で受けるかどうかはわからないけど。

 …まぁ、管理釣り場のステッカーとかを集めている人がいるからね…。

 何となく自分の作るものには神社感がある気がするし。やっぱり万物に神が宿ってるような教育を受けてきたし、お天道様は見てる気がする。お天道様はレギュレーション違反も見てると思う。あまり釣れてない事もお天道様は知っている。

 ふと思いついた、鱒の算盤シリーズは何となく神社仏閣感もある。

 そこで、Amazonでこんな紐を買ってみた。クロネコは早いです!すぐにきたよ。

ちょっと馬鹿げててよい。

 鱒の算盤シリーズ、九十九算盤(つくもカウンター)九百九十九算盤(くひやくくじふくカウンター)ときて、つ抜け算盤(10カウンター)。数を数えるだけでも大切にしたいというね。この紅白紐で祭り事感が高まったと思う。でも紐はもう少し細い方がいい。太いと祭り感が強目に出る。細いのを頼もう。叶結びとか調べてたのに太すぎて出来ず。

 鱒を釣って数える事に費やす時間。費やした時間や想いが強いほど、1匹の重みは増していくような気がしている。管理釣り場に行くことはもはや、祭り事かもしれない。1ヶ月に1回2回、そのくらい行くことで毎日健康に過ごせているし、日々を生き抜いていける気もする。実際日光に当たって日に焼けたけど、喘息っぽさは良くなった。

 そう。それで家族のもらってくる御朱印を見ていて、自分のブランドの御朱印も考えてみたよ。

 そして、もしZACCOTOWN(メルカリ)でこの算盤を売り出すとして、これはパッケージに使える感じがする…

こんな感じか。筆ペンで。


 まぁこんな感じだと思う。ダルマは縁起が良くて、毎年小さいのを買っているんです。ダルマはとても可愛くて、zaccomethod研究所のマスコットになってる↓毎年高崎の観音様にお参りして買っているんです。

これね。


 しかし、御朱印なのに判子が無いのはシマらない。むしろ御朱印は判子がメインなんだと思う。そこで御朱印を彫ろうと思いまして…

 何となく買っておいたこれ、消しゴム判子を使ってね。また無駄な事を始めました。

衝動買いしたスタンプ消しゴム、点と点が線になる瞬間。
まさかこんな使い方するとは思ってなかった。


 zacco御朱印①屋号の判子。これはね、作ってみたけど反転?字が線で赤くなるようにするのは技術的に無理だと思って、ただ逆に掘る感じにした。ホビールーターで掘ったんだよね。まぁ、こればゴシャッとさせて煙に巻こうと思う。何となく感じが出れば良いのよ。

はじめのハンコはこれ。

 そして一つじゃ物足りないからと、もう一つ。これば文字数を少なくしてチャレンジしてみる…

そして、これなら判子らしく出来そう。

 いやー慣れない判子作りは大変だったけど楽しかった。判子屋さんはすごいよね。まぁ消しゴムよりちゃんとした木の方が掘りやすそうな気もするけど、すごいよね。印鑑とかさ。細かいスタンプは機械でできちゃうんでしょうけどね。

 それで、完成したのがこちらです。

判子はそれなりに出来た!

 あー大変だったわ。無駄な事はやっぱり楽しい。不要不急な事を楽しんでする事こそ人生だわ。今日一日楽しんで生きられた。

 さてさて、パッケージしよう。

ご利益ありそう!


 いやいや、我ながら自己満足の自己ご利益、自作自演で神社感出た。紅白紐が神社なのかはちょっと自信がない。神社は〆縄?みたいなのに紙のあれ、なんていうのサカサカするやつ。あれがついてて紅白の紐は特になかった。よく知らないから、後から調べよう。

 なんでも軽はずみに始めるけど、思いのまま作るのは面白い。自分らしいカウンターが完成しました。

“つ抜け”とは魚を10匹釣る事。“ひとつ”、“ふたつ”と数えて、“こののつ”から“とお”になった時に“〜つ”から抜けるから、つ抜け。

魚を10匹釣るのはやっぱりすごい事なんだと思う。

管理釣り場ではたくさんの魚が釣れるとは思う。
でも、初心者や、とてもとても暑い日などは10匹が難しい事もあるかもしれない。

“つ抜け”はもっと胸を張って良いと思うし、とても大切な事なんだと思うんだよね。

うん。これは祭りだね。
10匹数えるのが楽しみになってきた。

 紅白紐の使い方がこれでいいのかは、これから勉強する事にしよう。

あー楽しかった。自分でパッケージしておいて、結局すぐ出しちゃうんですけどね。

楽しもう!

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