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早期離職後のキャリア
新入社員の3人に1人は3年以内に早期離職する、というのは私が学生のときから言われていて、今もこの割合に大きな変化はない。
学校のキャリアガイダンスでは、早期離職にならないために、しっかり自己分析・企業研究して、ミスマッチのない就活をしましょう!的な話がされるケースが多い。
早期離職は良くない、というトーンになりがちですが、ケース・バイ・ケースなので、必ずしもそうではないと私は考えています。
そして、私自身も早期離職の経験者ですが、下記の職歴で、今に至ります。
【職歴】
1社目 化学メーカーで研究開発(2ヶ月)
諸事情によりブランク(7ヶ月)
2社目 人材系企業(3ヶ月)
3社目 人材系企業R社(1年9ヶ月)
NPO・フリーランスなど自分がやりたいことに挑戦 (2年3ヶ月)
4社目 学校法人(現在5年目)
30代で、この履歴書で転職活動に挑めば、書類で落とされる可能性は高いでしょう(笑)
確かに早期離職をすると、その後の転職活動への影響はあります。どうしても採用するのはDANGERな人認定されやすくなります(笑)
早期離職により、苦しい思いや辛い思いをしている方もいらっしゃれば、早期離職しても自分で納得いくキャリアを歩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
私は、早期離職によりネガティブな思いをもって過ごしたこともありますが、いま振り返って大事だと思うのは
①『自分自身の価値を見失わない』
②『行動すれば道は拓ける』
ということです。
①については、就活や転職活動で、選考に落ちることが多いと、自分は価値がない人間なんだ、社会に必要とされていない人間なんだと錯覚しがちです。私もそう感じることがありました。
でも、社会の中でビジネスパーソンとして活躍できるかどうかだけが人間の価値ではないと思います。また、書類や面接で判断されることがあなたの全てではないと思います。なので、何かができるできないは置いておいて、まずは自分自身は価値のある存在だ、という無条件の肯定感をもつことが大切だと感じます。
そのベースの上に
②『行動すれば道は拓ける』
ということです。
行動というのは、就職する、仕事で活躍する、ということだけではなく、自分を見つめ直す、本を読んで学ぶ、というようなことも含めます。何も前に進んでいないように感じる時もあるかもしれませんが、少しずつでも行動していけば、必ず良い変化は起きていきます。
今では早期離職も貴重な経験だったな、と思いますし、これが一つのきっかけで、キャリアコンサルタントになるようになりました。
行動について、具体的にどんなことをしたらよいか、はまた機会があれば書いてみようかと思いますが、この記事がキャリアに悩む方の何かヒントになれば幸いです!