Webマーケ初心者が学ぶなら「守破離」を大事に
みなさん、こんにちは。岐阜でWebマーケターの端くれをやっているYoshi（@motoy0shi）です。
最近「Webマーケティングに関わる仕事がしたい！」との話をよく聞くようになりました。実際、僕のところにも時々DMで相談も来ますまたTwitterを見れば、なぜか「自由に働く」「個人でも稼げる」との文脈で、Webマーケティングがもてはやされているようです。
一方で、Webマーケティングが人気になるにつれ、信憑性が怪しい情報なども散見されるようになっています。中には、高額な情報商材まがいなものまであります。
Webマーケティングをやりたい方が増えるのは歓迎されるべきだと思いますが、どうやって学べばよいかの情報が少ないのが問題かもしれません。
そこで今回は、自分の例を紹介しつつ、これからWebマーケティングを学びたい方におすすめの勉強法をご紹介します。
結論から言うと、守破離の型で学ぶことをオススメします。すなわち、信頼できるリソースから学び、そして常識を疑い自分で試してみて、自分のやり方を見つけていくのです。
これさえできれば、ある程度は実力を積めるのではないかと思います。あくまで自分の考えですので、ご意見などあればぜひ教えてください。
守：まずは信頼できるリソースで基本を押さえる
まずして欲しいのは、信頼できるリソースから基本を学ぶことです。間違ってもここで素性も分からない人の有料noteは買ってはいけません。
今の世の中は、良くも悪くも情報が簡単に手に入ります。しかし、自分にその情報を見極められる目がないと、どういった背景でその情報が出てきているか識別できません。
だからこそ、まずは業界でも定番とされている書籍や公式情報に触れるこちが重要です。
例えば、SEOについて知りたいなら、まずGoogleの「検索エンジン最適化（SEO）スターター ガイド」を読むべきです。このスターターガイドには、Googleがどういったコンテンツを評価し、逆にどういったコンテンツをペナルティに課すのか説明されています。またGoogle広告なら、gaccoにGoogleが無料で提供しているオンライン学習コースもあります。
このように公式情報は、たいてい無料で読めて有益なことも多いので、早いうちに読んでおくことをおすすめします。
書籍なら、「〜の基本」と呼ばれるものがジャンルごとに何冊かあるので、数冊買ってみればよいと思います。そうすれば、おおよそ業界の基礎的な知識は網羅できるはずです。
ちなみに本論とは逸れますが、インプレスさんから出ている「マンガでわかるWebマーケティング」は、とても読みやすいので初めての1冊としてはおすすめです。笑
一通り基本を押さえたら、情報に触れる機会をつくっていくといいでしょう。具体的には、こういった手段がオススメです。
①セミナー参加する
②Twitterで業界の著名人をフォローする
まずは、セミナーです。これまでセミナーは東京での開催が中心で、なかなか地方からだと参加しづらかったと思いますが、今はオンライン開催で全国どこからでも参加できます。最初は無料セミナーとかを中心に聞いて学ぶのがよいのではないかと思います。
またTwitterで、業界で著名な方をいくつかフォローして最新情報をゲットするのもオススメです。そういった方は日々、業界のニュースや良質な記事をシェアしてくれているので、目を通すだけで自然と知識が溜まっていきます。
フォローの基準としては、フォロワー数よりも、人のつながりでフォローしていくことをオススメします。その人がよく絡んでいる、また記事をシェアしている方をフォローしていくとよいでしょう。
ちなみに僕は、運営堂さんのメルマガ（毎日堂）を購読しています。毎日、業界の旬なネタがキュレーションされていて、とても助かっています。
破：常識を疑い自分で試してみる
「守」の部分をしばらくやると、いろんな情報が自分の中に蓄積されていきます。しかしここで終わっては、ただの頭でっかちのWebマーケターになりかねません。次に大事なのは「自分でやってみること」です。
根本的なWebマーケティングの考え方や仕組みは人から学べますが、実際の戦術レベルになると、やはり自分で考えやってみるプロセスが重要になると感じています。
なぜなら、Webマーケティングの施策は、さまざまな前提があり、成功事例と全く同じ方法が仮にしても、同じような結果になるとは限らないからです。
だからこそ自分でやってみて、学んだスキルを実務レベルまで落とし込む経験が重要なのです。まさに「言うは易く行うは難し」ですね。
時には、業界では当たり前だと思われることも疑ってみることが必要かもしれません。自分でトライ＆エラーした経験の数だけ、自分のうちにノウハウと自信が溜まっていくはずです。
離：自分の理論や方法を磨く
最後に「離」の部分です。
自分でいろいろ試していると、ある時気付きが生まれる瞬間がやってきます。自分の経験と学びが1つのアイデアに結びつくようなイメージです。
ここまでこれば、きっと胸張ってWebマーケターとして名乗って仕事ができるはずです。（ちなみに、この領域には正直私もまだまだ行き着いてません）
逆を言えば、最初からオリジナリティや裏技を追求するのは逆に遠回りになります。「寝ていても英語が話せる」なんて教材を買うぐらいなら、まず英単語の本でも買って、オンライン英会話でも受講したほうが早く英語が話せるようになるのと同じです。
特にWebマーケティングの世界は、日々刻々と変化しており、小手先の技術だけではすぐに時代遅れになってしまいます。時代に取り残されず生き残っていくためにも、枯れない基礎を積み上げていくのが重要かなと思います。
おわりに
偉そうにも、初心者がWebマーケティングを勉強するため方法を書いてみました。
今は有益な情報が比較的手軽に入手できる時代です。だからこそ、情報に対する感度を高めて、基礎を疎かにしなければ、きっと実力はついていくはずです。これが誰かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。Twitterもやっているので、よければぜひフォローしてみてください。
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