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改めて、人間らしい人が大好き!っていうか人間らしいって何よ!?って話。

もう4,5年も前になるのか・・・

毎月、北海道の津別町というところに出張し、
生活困窮者の自立支援に向けて、
また精神疾患、精神障がい、ひきこもり等の
居場所の提供や相談の仕組みづくりに関しての
アドバイスと実際の業務等に当たらせていただいていました。

コロナ禍に出張が出来なくなり、そのままなくなってしまったんですが、
あの頃の出逢い、ご縁は未だに続き・・・
カウンセリングを遠隔でさせていただいたり、
SNSでの交流はそれこそ距離を問題とせず・・・。

で、

カフェコッソリでの再会☆

出張で千葉県にいらっしゃってる事がわかったので・・・
「寄って行ってよぉ~~~~!!!!」と呼びだしちゃいましたw

行ってみれば、僕が津別町に出張している頃から、
このCafeの構想はお話していましたので、
実際、形になっているものを見ていただき・・・
感じて欲しかったんです。

色々説明しながら、兎にも角にも伝えたのは・・・

【ここが障がい者支援施設ではないという事。】

元当事者だったり、現当事者である働いてる彼らが

そのままの姿で多くの人に普通にサービス提供出来ている事、
それは勿論として、

【そのままの姿で多くの人に感動を与えている事実。】

この感動の先に多くの人の動きが起こる事を話させていただいた。

「プロフィール読んでたら泣けてきたよ。」

うん。お涙頂戴で商売していくつもりはないけど、
その感動の上で彼らを見て、感じるものに従ってもらえたら
それが僕が思う、このお店が地域に出来る、社会に出来る貢献なんです。

津別町に行っていた頃の写真を検索したらこんなのばかりだったw

あの頃とは町役場も変わって、仲間達はそれぞれ部署を変え、
バラバラになってしまった節があるようですが、
それでも繋がりは当然ながら無くなる訳ではなく・・・

みんなで涙しながら呑んだりしたあの頃・・・

あの人間臭いやりとりは今でも宝物なんです。


カフェコッソリでも
「彼らを見てください。」とお伝えし、
ありのままの彼らを感じてもらう事を大切にしている。

スタッフ指導をさせていただく時も、
別に彼ら以上を気取らせるつもりは一切ない。

ポテンシャルを最大限に活かす事は目指すけど、
言うまでもなく、個性が消えてしまってはいけない。

個性は言ってみれば、短所も長所も含めたその人自身だ。

たどたどしい接客も・・・のんびりしたキャラクターも・・・
ちょっとしたテンパり具合も・・・

別にその人らしさと捉えていただければ、魅力に変わってくる。

僕はそう考える。

三人三様の子供達からも学べるよね☆

津別町で出逢った町役場の方々、みーんなそれぞれ個性豊かで全然違う。

今回来てくれたKさんだって、感動屋さんだし、熱いし、勉強熱心だし、
真面目だけど・・・子育てで色々あったりしてさ・・・泣いてたよね。

それも含めてぜーんぶ、ありのまま過ぎて・・・

そこに対しての感想は人それぞれ。
万人から〇〇と思われるべき!なんていう、
くだらないキャラ設定はそこにはない。

当たり前ですけど・・・

僕はそれが人間らしさだと思う。


何かに拘り、自分らしさよりも、他者から見られる表面上の姿だけを装い、
何者かわからなくなるような・・・そんな生き方を頑張っている人が、
悩んだ末にボロボロになり・・・自分を曝け出す瞬間がある。

そういう時の方が僕の心は打たれる。

完璧を気取り、平気なふりをし、何かをバレないようにバレないように
そういう風に過ごしている人が、そのまま発してる言葉なんか
1ミリも心を打たれない。


人間なんてさ、健常である事が普通じゃないっしょ!?
癖が一切ない、障がいが一切ない、完璧に物事を遂行できる者が
目指すべき人の姿じゃないっしょ???

色んな出来事に一喜一憂し、癖があり、生きづらさがあり、
それを人に助けてもらっては、心からの感謝が出来、
完璧を目指しつつも出来ない事に涙を流したりしながら、
傷だらけで、泥だらけの手を伸ばし続ける。

それが人間らしい生き方なんじゃないかって思うんだ。


僕はそういう人が大好きなんだ。


だから、


こういう仕事してるんだろうなぁ・・・。


人間らしい人を割と感じ易い場だと思う。
だって、気取れなくなって、本当の自分を追求する場だからね。
カウンセリングって。

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