マスク氏：民主党は「過激派に乗っ取られている」
イーロン・マスク氏が、民主党は 過激派に乗っ取られていると投稿し、左派のTwitterユーザーから批判を浴びた。
先週木曜日、マスク氏は2008年から2021年までのタイムラインを示すミーム画像を投稿した。その画像には、マスク氏が中央よりやや左寄りに描かれている。
その後の13年間、マスク氏は中央付近にとどまり、右派は変わらないことがこのミームで示されている。左側に走っているように見えるリベラルな人物は、その後、左の極端な部分に見え、マスクは今や保守的な側にいる。
その後、別のTwitterの投稿に対して、マスク氏は、「私は大統領選でオバマ氏を強く支持したが、今日の民主党は過激派に乗っ取られてしまった」と書き込んでいる。
月曜日、マスク氏とTwitterは、世界一の富豪とされるマスク氏がソーシャルメディアサイトを買収し、非公開化することで合意に至ったと発表した。
テスラとスペースX の CEOは、まだ Twitterの支配権を獲得したわけではない。このような取引が完全に終わるには、数週間から数ヶ月かかる可能性があるからだ。また、現CEOのパラグ・アグラワル氏や他のトップ社員も、まだ同社に在籍している。
マスク氏がミームと民主党批判を投稿した後、左翼系のユーザーはすぐに彼を批判し、中には、サイトからの退会を脅かす者もいた。
MSNBCのコントリビューターであるDean Obeidallah氏は、この投稿に対して「マスク氏がGOPのプロパガンダ装置の一部であることは、今や100％明らかだ」と書き込んでいる。「皆さんの願いに反して、イーロン・マスクは思っていた通りの下劣な人物であることは明らかだ」と。
左派のコメンテーターでBlack Lives Matter（BLM）の活動家であるShaun Kingも同様に、「この20年間、右派は全く動かなかったのか？動きがゼロ？このイラストはそう言っているのだ」
一方、小説家のDavid Leavittは、この画像に対する反論を発表し、「これはプロパガンダだ」と主張している。
Twitterとマスク氏の契約が発表された後、何人かの有名人や他のTwitterユーザーは、このプラットフォームから離れると言った。
また、ニューヨーク・タイムズのオピニオンライター、Charles Blowも、「Twitterに別れを告げようとしている。これまで私はソーシャルメディアから少し離れていた。このアプリから離れていくためのきっかけになった」と投稿している。
また、マスク氏は金曜日の早朝に、「極左は自らのことを含め、みんなを嫌っている」と書き込んだ。今週初めには、「Twitterは中立を保つべきだ」と宣言し、「左翼のユーザーこそが、主にネット上で自分を攻撃している」と述べた。
「Twitterが国民の信頼に値するためには、政治的に中立でなければならず、それは事実上、極右と極左を等しく動揺させることを意味する」とマスク氏は述べた。
Twitterは2日、2022年第1四半期の1日あたりの利用者数が2億2900万人となり、12月末の四半期から約1500万人増加したと発表した。アナリストは、第1四半期の収益は12億ドルに増加し、業績予想をわずかに下回ったものの、この増加は予想を上回ると指摘している。