各自治体の取り組み - 低炭素水素サプライチェーン実証事業 -
各自治体でも、低炭素水素サプライチェーンの実現を目指して、さまざまな実証試験が行われています。環境省では、水素の低炭素化と本格的な利活用を通じ、中長期的な地球温暖化対策を推進している事業として、次の10か所を紹介しています。
10件の実証事業の概要を環境省ホームページから見ることができます。多くの事業が2021年度終了となっており、現時点では具体的な成果報告書は出ていません。2020年から始まった事業が⑨と⑩の2件あります。
地元の方は、事業の内容や成果などを確認されても良いかもしれませんね。
① 京浜臨海部での燃料電池フォークリフト導入とクリーン水素活用モデル構築実証(神奈川県、横浜市、川崎市)
② 家畜糞尿由来水素を活用した水素サプライチェーン実証事業(北海道、鹿追町、帯広市)
③ 苛性ソーダ由来の未利用な高純度副生水素を活用した地産地消・地域間連携モデルの構築(山口県、周南市、下関市)
④ 使用済みプラスチック由来低炭素水素を活用した地域循環型水素地産地消モデル実証事業(川崎市)
⑤ 小水力由来の再エネ水素導入拡大と北海道の地域特性に適した水素活用モデルの構築実証(北海道、釧路市、白糠町)
⑥ 富谷市における既存物流網と純水素燃料電池を活用した低炭素水素サプライチェーン実証(宮城県富谷市)
⑦ 再エネ電解水素の製造及び水素混合ガスの供給利用実証事業
(秋田県能代市)
⑧ 建物及び街区における水素利用普及を目指した低圧水素配送システム実証事業(室蘭市)
⑨ 北九州における地域の再エネを有効活用したCO2フリー水素製造・供給実証事業(福岡県、北九州市)
⑩ 最適運用管理システムを活用した低コスト再エネ水素サプライチェーン構築・実証(福島県双葉郡浪江町)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?