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私がアートを好きな理由
こんにちは。shioriです。
yosemicのMTGが終わってふと、なんで私はアートに惹かれるんだろうなと思い始めて寝れなくなったので記事を書こうと思う。
思い返すと昔から絵を書いたりするのが好きだった子供ではあったのだけど、
多分それだけではなくて、人生で絵を通して経験したことが強く影響している。
印象に残っている人が3人いるので1人ずつ思い出していく。
1人目:近所のピアノの先生
1人目は6歳くらいから13歳くらいまで習ってた近所のピアノの先生。
とにかく基礎練ばっか。あとバッハとマイナーな曲を弾かせたがる。そんな先生。
流行りの曲とか、誰でも知ってるメジャーな曲とか弾きたかった子供の頃の私は、正直「なんで!?」と思っていた。
(今思えばとても考えて本気で指導してくれてたんだなと感謝しかない)
今でこそバッハの良さが多少は分かるようになったが、当時はバッハってよく分からなくて、表現が難しくて嫌いで。バッハだけじゃなくて、先生が持ってくる曲聞いたことないけどなんか表現が難しかった。
練習もサボるし怒られてばかりだったけど、初めての曲を練習し始める前に、スケッチブックにその曲のイメージの絵を描くということをやっていて、それだけは必ずとても褒めてくれた。
そしてそれがとても嬉しかった。
今思えば、ピアノも感情を大事に指導してくれたし、「何を感じるか」をすごく大切にしてくれた先生だったんだなと。
その先生との思い出を思い出すとき、ピアノはもちろんなんだけど、私が感じたことを描いた絵を褒めてくれたことを真っ先に思い出す。
私が感じたこと、「あなたにはそう見えてるのね、いいじゃない」って認めてくれるんだ、そんな感覚と一緒に。
多分これが初めて自分を受け入れてもらったと感じた瞬間。
2人目:小学校の時の図工の先生
パズルを作る授業があったときにパズルの絵にお墓と犬を描いたら、母にめっちゃ心配されたときの話。
その直前くらいに、亡くなった飼い主と犬の話をなにかで聞いて、それが記憶に強く残っていたから亡くなった飼い主のお墓参りをする犬を表現したかっただけなのだけど。
それをうちの母は先生に「大丈夫ですかね、うちの子、、、」と相談していたらしい。
たしかに、小学生の娘が学校の図工の授業でパズルにお墓と犬(あと雨も降らせてた)の絵を描いていたら、たしかにちょっと精神の方を心配する。
でも先生は、「それが、shioriさんの中にある1つの価値観なんです」と言っていたらしい。
その話を聞いた時に、なんだか妙に嬉しくて、あなたがそう感じるのならそれでいい、と言ってくれているような、そんな感覚。
3人目:高校の美術の先生
高校生は部活一筋のような学生生活を送っていて、朝も昼も夜も身体を動かしていたから授業も大体寝ていたけど、唯一部活より優先させていたのが美術の授業と課題だった。
高校の時の美術の授業で油絵を描いた時のこと。
この時は、「夕日が沈む大海原に航海の旅に出るヤモリ」を描いた。
まぁまたこれがダークトーンの暗い絵で友達からは、なんでヤモリ?とか暗いとかやんや言われていた気がする。
でも、美術の先生だけは「良いですね」とすっと受け入れてくれて、優秀作品集みたいなやつにまで載せてくれた。
ちなみになんでヤモリだったかは、なんとなく、ヤモリって泳げないし家を守る動物なんだけど、常識を破って大海原に旅に出る一大決心するっていう、なんかそんなことを考えていた気がする。
1番の理由はヤモリが好きで、ヤモリにハマってたからなんだけど。
その頃にはもう母も、私の描くダークトーンの絵に慣れていたと思う。(テーマはいつも明るい)
私は空気を察知して相手が欲しそうな答えを用意するのが割と得意な子供だった。
とりあえず物心つく頃には、いわゆる優等生タイプの子供で、先生が欲しい答えも手を挙げて答えられるような子供。
(なぜかピアノは怒られるくらい練習しなかったけど、、、笑)
求められることには答えるし、幼いながらにこうやればうまくいく、みたいな感覚でやっていたところがあった。
だからこそ“自分が感じたことをありのまま表現して受け入れてもらえた”この感覚が忘れられないんだと思う。
幼い私の分かりづらい価値観を認めてくれた人たちは3人とも偶然にも表現者で
きっと表現と向き合う過程で、人それぞれ色々な価値観や見え方がある、そういうことを身をもって知っていた人たちなんだろう。
そんなことに改めて気づいた。
ありがとう先生たち。
私はおそらく、自分という存在を保つために、アートに惹かれたし、自分と向き合って表現し続ける表現者に惹かれるのだなと思う。
自己表現は続けていきたいし、そして人の数だけある価値観や視点に出会える人生を送りたいと思う。
shiori