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巷で流行りつつあるイベント ヨセマイクのオープンマイク 表現者が夜な夜な集まる!?

今回は
下北の街で噂になっている団体『ヨセマイク』のイベントにお邪魔してみた。
そのイベントの様子をご紹介!
お付き合い頂けたら大変嬉しい!

YOSEMIC

ヨセマイクは2019年にニューヨークで始った団体。
アーティストや表現者を集めて面白いことをしたいと始まった。
ジャズピアニスト、ロックギタリスト、ブロガー(旅人)の3人がマンハッタン・チャイナタウンで安いワンタンヌードルをすすりながら話出したのがきっかけらしい。
表現とはアートの価値とは!?
どんなことをすれば人々が集まり、表現を通して熱狂できるか考えに考えて生まれたという。
当初イベント に来た人が5人の時もあったというヨセマイク、
現在では毎月ニューヨークと下北沢でオープンマイクのイベントを開催(述べ300人以上の表現者が参加)し、全米で流れているラジオ「まほろばスクエア」を放送、ウェブマガジン「みちたす」を運営中。
メンバーも増え表現することの面白さを体現していく。

yosemicのオープンマイク

緊急事態宣言の合間を縫って行なわれた今回のイベント
コロナ渦でありながらも40人以上の人を集め、
たくさんの表現者に出会った。

衝撃的なのはそのジャンルの多様性だ。
こんな様々な種類の表現者が集まるのとは思いもしなかった。

また、驚くことに多くが海外経験を持つことも特色と言える。
パフォーマーの半数が海外で腕を磨いた人たちだった。
中にはNYのオープンマイクに出演して東京にも来たという、NYと東京の交信が行わていた。
お客さんの中にも海外経験者がいた。

パフォーマンスが始まると、飛び込みでする人、即興で表現する人、いきなり一緒にコラボする人、急に話す人、「こんなの見たことないぞ!?」がずっと続いたいた。

その日のパフォーマー

その日パフォーマンスしていたのは

音大卒のシンガーとピアノのユニット
高校中退のシンガーソングライター
飛び込みで話してくれた心理学を勉強する学生
飛び込みでピアニストと急遽歌ったデザイナー
ピアノを弾きながらラップするラッパー
自作でトラックを作成し歌まで歌う音大出のロックギタリスト
ジャズピアニストの即興演奏
日本中を路上演奏で旅しているという三味線奏者
趣味で音楽をしているシンガー
NY帰りの元日本1のジャズタンサー
国内大会で上位に食い込む社交ダンサー
ヒップホップダンサー
理学療法士のダンサー
コメディアンの即興コント
役者とコメディアンの即興コラボコント

またパフォーマンス外ではジャグアタトゥーアーティストとカメラマンが写真を撮っていたり、物販の販売などもしていた。
お客さんの中にはミュージシャン、映画のプロデューサーや作曲家、役者、ペインター、オペラ歌手など表現者の坩堝。
本当に色んな人間が一堂にこの場所に集まっている不思議な空気を感じた。


一部写真で紹介


Photo by Mikey

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yosemicの特色

オープンマイクというと
一つのジャンルに偏る傾向が多い。
ニューヨークではジャズのオープンマイク、ロック界隈が集まるところや、コメディアンのオープンマイクなどジャンルがある程度固定されている場合が多い。
しかしヨセマイクのイベントでは本当に多くのジャンルの表現者が集まり、多様性を感じた言うなればまさに表現者のサラダボウル(NYは人種のサラダボウルと言われている笑)だった。

また集まっているお客さんも表現者で無くとも表現を楽しみ興味を持っている人がほとんどだった。

もう一つ、多くのジャンルのアーティストが集まることで、様々なコラボが起きるのがヨセマイクの特色と感じた。
ジャズピアニストとコメディアンが一緒に一つの作品を作ったり、ミュージシャンの演奏にダンサーが即興で踊るのを見たのは初めての経験だった。
こんなコラボがそんな簡単に出来るのかと驚いた。
イベントが終わった後も表現者同士の交流が生まれていて本当に楽しい空間だった。

表現者・アーティスト、それに興味がある人が集まり新しいものが生まれる場所がヨセマイクのオープンマイクなのだなと感じた。

これからのヨセマイクに期待したいと思う。

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