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中学社会科のネタ帳その22 源氏vs平氏その②〜壇ノ浦の戦い〜

前回は一ノ谷の戦いについて書きました。崖の上から襲いかかる。一ノ谷の戦いからもわかるように義経の戦い方は型破りなもの。
そして義経含む源氏はこのあと、どんどんと平氏を追い詰めていきます。
そして源氏が平氏を滅ぼしたのが壇ノ浦の戦い
壇ノ浦は現在の山口県にあります。本州の最南端で最西端。そこまで平氏を追い詰めます。
壇ノ浦の戦いは海上戦。海上戦にはあまり慣れていない源氏。ここでも義経は、型破りな作戦を実行します。それは相手の船の漕ぎ手を矢で撃ち抜く、という作戦。
当時は、兵以外に手を下すことは御法度。しかし義経はそれを実施したとされています。(書物により、諸説あります。)
また、潮の流れを味方につけた、という説もあります。当初押され気味だったが、潮の流れが変わり源氏に有利な流れになったという説です。(これも諸説あります。)
義経の八艘飛びも有名なエピソード。命を狙われた義経は、即座に船を飛び移り、八艘先まで素早く移動した。このスピードが凄かったらしい。
たくさんのエピソードが伝説的に語られる。義経はそんな存在です。
結果、源氏が勝利。敗れた平氏側では、仕えていた尼が幼い安徳天皇を連れ入水。その際に三種の神器のうちの1つである宝剣はなくなったそう。また、平氏も次々に入水したそうです。
平氏を滅亡させた源氏。その中で、自ら戦った義経。しかしこの後、頼朝との対立が起こります。
何故なのか??
続きは次回です。









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