VRoidの話#25 何のためにキャラを作るのか(後編)
VRoidでキャラクター作りまして、VRoidHubに上げますとイキイキ動き出します。楽しいですよね。
「うちの子」は自分にとっては特別で可愛いわけです。
さて、続きです。
前回のくだりでは
最初は、自分でキャラが作れることそのもの自体が楽しかった。
でも最近は、他人の評価「いいね!」のために作っている気がするし、他人の「いいね!」が何となく羨ましい気がしていることに気づきました。
で終わりました。
ここで出会ったのがこの記事です。
TED GIOIAさんの、「2024年、文化の現状」という記事です。
私はこれを読んで「はっ!」としました。
要約しますと
… とのことです。
つまり、まず以下の要素
アート・芸術:大衆に自分の要求を突きつける
エンターテイメント:観客が望むものを提供する
気晴らし:スクロール、スワイプ、短時間積み重ねの時間の浪費
中毒:脳神経化学物質ドーパミン(快楽物質)放出が目的。私たちは気分が良くなるため、刺激を繰り返すことを願う
があり、人々はだんだん短絡的な快楽、結果を求めるようになる…と。
そうして、以下のサイクルに入ると、知らない間にドーパミン(快楽物質)を得ることが目的となり、日々の些細な現実のできごとに不感症になる。
やがて、中毒のサイクルに巻き込まれ、常にスマホをスクロールすることになる。常にスクロールし続けないと、禁断症状で耐えられなくなる。
これは、ドラッグ中毒者のそれと何が違うのか?
ということになります。
中毒のきっかけというのが、
こういうものに値するわけですが。
確かに、毎日
気になってしょうがない。
気になってしょうがない。
気になってしょうがない。
気になってしょうがない。
気になってしょうがない。
↓ スマホでスクロールする。
↓ スマホでスクロールする。
↓ スマホでスクロールする。
↓ スマホでスクロールする。
↓ スマホでスクロールする。
あれ?
私もそのようなことばかりしている気がしてきました。
私も、
本サイトに記事を投稿すれば結果が気になる。
VRoidHubにキャラをUPして「いいね」頂けると、次はもっと欲しくなる。
Youtube も最後まで見ずに次から次に探す。
映画は長くて見るのがだんだん億劫になる。
長文は、ChatGPTに放り込んで「要約してください」をするようになる。
VRoid 3D自作キャラクターを考える際に最近は「自分が作りたいもの」よりも、「人が評価してくれるもの」に目線が行っている。
しかし、もし、それを叶えられたとして。
叶えられたとして。
…その次の日は何をしているのだろう?
以上、スクロール、お疲れ様でした。
…それでは、みなさま、楽しい VRoid ライフを!
…
…
…
…中毒、依存症になりませんように。
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