リナリアの散る拠/歌詞

https://soundcloud.com/yoru-tadano/demo-1/s-wNZKoYUio5r

リナリアの散る拠 /唯乃依


「君が嫌いだった髪がどうにも忘れられないよ。」って

くだらない冗談だ、って、思ってるんだろうな

息も嫌いになってしまうな

どうしようもないな

今更どうでもいいだろ

なあ

「君を嫌いになった話をしようか。」

「そんなどうでもいいことよく覚えてるんだね。」

初めてだった気がするな。送りもしないままで。

汚い感情論で今に吐き出してしまいそうなんだ。

「音楽もやめて」とかなんだよ

僕が一緒じゃないとダメだとか。

楽しそうじゃんか

それなら僕を笑ってくれよ

でも君と見たかった風景は今日だって褪せてくれないようで

笑っていた君はどこにもいないんだよ

もう

息をしたかった

「もうずっと」なんて嘘だってな

今更悲しくなった

ねえ

僕はかわいいだなんて思ってたっけ
  
「そんなどうでもいいこと覚えちゃいないけど。」

あの日から部屋が広いんだ。

ほんとに邪魔だったんだ。

傘くらい持って帰れ

僕も次の彼女ができそうなんだ

くだらない未満の想像で2人

書き出した新曲のデモも

欠きだした僕らの憂いで

「僕が」

「君が」

悪かったなんて思っちゃいないけどな

「リナリアの散る拠」

君は嫌いだったあいつとどうにかうまくやってるようで

じゃあもう、期待なんかさせんなよな。

「そしたら僕がバカみたい」

君を嫌いになったあの日をどうにか忘れたくないなって

くだらない冗談だって笑ってたんだろ なあ !

僕を「嫌いだ」って言えよ

「もういいよ」なんて

今だから言った。馬鹿 僕

君がいなくなった部屋で

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