■■駅■番出口付近トイレの怪異について
こんばんわ。8月末がフェスの締切なのに寄り道ばかりしてそろそろ参加か不参加の判断が必要かもしれないと思い始めています。
やばい…(ヤバイ)
怪異の説明をしよう。
実はこういう経緯で作品の説明をしてみようと思い至りました。
と、いうわけで、作ったときの設定とか考えたこととかをつらつらと書いてみようと思います。
■■駅■番出口付近トイレの怪異 の作品
この記事では先日ポストした以下の作品の説明をしていこうと思います。
ツイートは深掘りせず都市伝説のような語り口にしました。本当にあるっぽい胡散臭さとか、わざとらしい感じを出せるといいなぁとおもってました。
作品の背景、全体観
どこかの駅にあるかもしれない曰く付きのトイレ
をテーマにしました。
よくそこを使う利用者や駅員は怪異の噂(または都市伝説)を知っているけども、時折それを全く知らずに近づいてしまう人間がいる…
というシチュエーションを想像しました。
暗く、人通りのない駅の通路は、終電付近の時間帯を演出しています。
スーツケース、旅行カバンの意味
荷物が多い人はきっと遠方からここに来たのでしょう。
だから、当然そのエリアの噂や暗黙の掟も知らず、近づいてはならない場所へ足を踏み入れます。
重い荷物、深夜、疲れた体、終電に急いで乗り込んだため、駅に着くやいなや、我慢していたトイレに急ぐ人がいました。
男子トイレの意味
男子トイレですが、落ちている靴は女性のものです。黒いヒール靴は、ビジネスやフォーマル、例えば葬儀などの際に利用されるものです。
女子トイレは男子トイレの奥にありますが、残念ながらこの怪異が巣食うのがその手前の男子トイレであることから、男女限らず捕食対象となります。
作業中かんばんの意味
「ここを使うな」という祈りを込めて、噂を知る誰かが安全な時間帯に置いた看板です。
その誰かは、地域のことをよく知る一般人であり、駅の管理者ではないため、物理的に駅施設を封鎖することはできません。せめて怪異の犠牲になる人を減らすためのお守りとしておかれました。
鳥居の絵の意味
鳥居の絵は「ここで罰当たりなことをするな」という意味で書かれたものでした。
ですが、鳥居の絵は建物の老朽化に伴ってひび割れ、雨漏りのシミができています。赤い色も褪せて目立たず、もはや誰もこの場所に駅ができる前、大切で神聖な場所だった可能性に気づくことはできません。
目立つサインの意味
このサインは画像全体と比較して、かなりコントラストが強く、目立ちます。おそらく、この通路のずっと遠くからも「ここにお前の求めるトイレがあるよ」とわかりやすく伝えることができます。
そうやって怪異は獲物を誘ったのかもしれません。
怪異の意味
怪異は日本人形です。日本人形は子供の玩具のイメージが強いですが、祭礼や伝統行事・宗教行事などで使われることもあり、穢れを払う役割があると言われます。
そんな怪異の顔は割れ、過去には人間の災厄を祓っていた人形が、今は脅威となって人間を襲います。一体誰が怪異を裏切ったのでしょう。
この場所に駅ができたことと関連があるのかもしれません。
手の意味
手の数は犠牲者の数です。男、女、子供、とさまざまな手が向こう側から解放されたいと手を伸ばしています。
血の表現の意味
壁に大きめの血痕と脳漿らしき肉片がこびりついています。被害者はトイレに入る前にこの壁の前で頭を強くうって昏倒、そのまま夢中で抵抗を試みるもトイレの中に引き摺り込まれました。壁や床には最後の力を振り絞ってあがいた手のひらや指の跡が残っています。
まとめ
作品について語ることなんてないよーと思いつつ、書いてみたら意外とするすると出てきて本人がびっくりしています。
作る時、素材を探す時、加工する時、都度意味を考えながら作ったことが少しでも伝わると嬉しいです。また他の作品でもやろうかなと思います。
(ここに書いた内容はあくまでも製作中の設定なので、見る人によりいろんな想像をしてもらえるとありがたいです。)
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