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小説、詩、ことば

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よるが描いた世界
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#お風呂

いつも同じ日

「才能のある人しか、そういうことは言っちゃいけないと思う」
 昼間に投げかけられた言葉を反芻して、陽葵は小さくため息をつく。
 前髪の先から滴る水が、張られた湯に波紋をひろげた。
 突然現れたウイルスのせいで感染症が爆発的に流行し、陽葵たちの代は就職難民と言われた。ただでさえ自分をアピールすることに向いていないのに、この状況になってしまえばお先は真っ暗だと、彼女は確信していた。
 嘘をついているよ

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