幽霊とサキュバス 前編
やぁ 待たせたね。 PIN:Gamesのアイスコだよ。まぁ お茶でも飲んで、ゆっくり読んでいきなよ。
前回の記事が好評だったので、絡まれアイスコの話しをしようかと思うよ。
前回の記事はコチラ
コントとオヤジ狩り|PIN:Games+公式note|note(ノート)
https://note.com/yorozuyamuramae/n/n2655344dcd93
正義の力でヤンキーを撃退することに成功した訳だけど、今回は幽霊の話しをしようかと思うよ。ゾッとするかもしれないから閲覧注意だよ。
私は霊感がない。というか霊を信じていない。いや、信じていなかった。
ある日、私は後輩と自宅で「ps4 クローズ バーニングエッジ品評会」を開いていた。
アイスコ
「なんで俺は、こんなゲームに金払ったんだ…」
後輩
「だからやめようって言ったじゃないですか…」
私はゲームをやめ、テレビをつけた。
テレビでは心霊特番が流れていた。
アイスコ
「夏ですな……」
後輩
「そうですな……」
アイスコ
「夏の風物詩ってやつですな…」
後輩
「そうですな……」
アイスコ
「そこで1つ オッチャンの話を聞いてくれまいか?」
後輩
「どうぞ…」
アイスコ
「おばけってさぁ みんな暗いじゃん? アイツらもっと明るく生きたらいいのにね!」
後輩
「まぁ 死んでますけどね。」
アイスコ
「そしたら、みんな受け入れてくれると思わない?人間だってネガティブなやつよりポジティブなやつの方がいいじゃん?」
後輩
「ポジティブなおばけ?」
アイスコ
「そう!! 家とか来ちゃう時は馴染みの居酒屋に入る感じて「おっ 大将 やってる?」ぐらいのフラットな感じで」
後輩
「あれ?ウチ居酒屋だったっけ?ってなりそうですね。」
アイスコ
「んで、服も明るい色の服着て。浅草サンバカーニバルに出れそうな」
後輩
「鳥の羽めちゃめちゃ付いてそうですな… つか、なぜに浅草?」
アイスコ
「ハーイ!フォー!ヒーハー!!みたいなノリで来られたら、コッチも多少は譲歩できるじゃん!」
後輩
「余計に怖いっすけどね。」
アイスコ
「わかった! んじゃ めちゃカワイイ女の子の幽霊!」
後輩
「指名できます?」
アイスコ
「承ります!サキュバスみたいな幽霊ちゃんですよ!!」
後輩
「それ幽霊って言うか悪魔ですね。」
アイスコ
「幽霊でも悪魔でもかわいけりゃなんでもいいや!」
後輩
「相変わらず、スゴい所で着地しましたね。」
そんなバカ話をしていたら時計は午前2時になっていた。
アイスコ
「んじゃ おれ寝るわ。部屋で寝るから適当にそこら辺で寝て」
後輩
「ありがとうございます ソファー借ります」
アイスコ
「うん ただし決して部屋をのぞかないでください…」
後輩
「機織りでもするんですか?」
アイスコ
「キルト」
後輩
「山口百恵?!」
部屋で寝ているとドアが空いた。
あれ?どうしたんだろう?
体をおこそうとしたがカラダが動かない!
(金縛り…)
部屋に誰か入って来た。後輩ではない誰か。動けないので目視はしていないが、感覚でわかった。
(ヤバい!めっちゃ怖い!)
息苦しさが恐怖を加速させる。
その誰かは私の隣でコチラを見ている。ただ見ている。ずっと見ている。だけど何もしない。
続く…