いぬぼうかるた:【む】無理を通せば道理が引っ込む
む‐り【無理】
の解説
[名・形動](スル)
1 物事の筋道が立たず道理に合わないこと。また、そのさま。「—を言われても困る」「怒るのも—はない」「—な言いがかり」
2 実現するのがむずかしいこと。行いにくいこと。また、そのさま。「—を承知で、引き受ける」「—な要求をする」
3 しいて行うこと。押しきってすること。また、そのさま。「もう—がきかない」「—に詰め込む」「あまり—するなよ」
どう‐り〔ダウ‐〕【道理】
の解説
[名・形動]
1 物事の正しいすじみち。また、人として行うべき正しい道。ことわり。「—をわきまえる」「—に外れた行為」
2 すじが通っていること。正論であること。また、そのさま。「言われてみれば—な話」
私は今、自宅の浴室で長芋を飼育しています(笑)
昨年、圧倒的な生命力を見せつけ、年末に枯れてしまい、放置していたものが、再び春に芽吹いたからです。
昨年ほどの太さ(たくましさ?)はないものの
しっかりと2メートル以上になりつつある、”可愛いひと”です。
この植物に学ぶことが、本当に多いです。
植物は意思はあるけれど、人間が使用しているような【言葉】は持ちません。
”植物の意思”はただただ育とうとする姿勢だけにひたすらに現れます。
”のびよう”とする姿勢です。まさに生命力です。
そこになんの作為も挟まる余地はいっさいありません。
だから「あけすけにわかりやすい」です(笑)
ひたむきなその力を毎日見ていると
本当に学ばされることがたくさんあります。
私が、自分がやりたい、今後こうなったらいいなと思う希望は、”道理”にかなっているのだろうか。
そのために、たくさんの方々にこれから助力を願いたいと思っているのは私の勝手な願望だが、はたしてその姿勢に”無理”を通してはいないだろうか。
今日も、日課となっている長芋に朝いちばんに声かけと、
足りていないなと感じたならば水やりをします。(水耕栽培なので、
【やりすぎ】は控えています)
2023年もそうでしたが、日々欠かしたことはありません。
とくに、いかに北向きとはいえ、夏場は非常に高温となるので
毎日ハラハラドキドキしています・・・
【やりすぎ】に関しても、日々見ていても見過ごしてまんいち根腐れしてしまっては大変です。
めったやたらに手をかけすぎて、徹底管理しようとするのとは全く違います。
なぜならば、【徹底管理】は【支配しよう】とする人間の側のエゴであり、「無理を通している」ことと同義だからです。
本来もっている育つ力を奪うことと同義だからです。
私の家に育っている長芋は、収穫を目的としているわけではありません。
あくまで、私の友人として、”我が家にいてくれる”存在です。
だから、私は彼(?)彼女(?)に”無理を通す”必要はいっさいないのです。
生きていて元気でいてくれることだけが大切だから。
私も事業が育ってほしいとおもう人間のはしくれなら、
この長芋の姿勢に大いに学ぼうと思って日々接しています。
本日もお読みいただき、誠にありがとうございました。
また、次の記事でもお会いできるのを楽しみにしております。