技術士第二次試験R5の思い出
いつもお世話になっております。
萬井です。
2023/7/17、初めて技術士第二次試験を受験しました。
再現論文は今週中に書きますが、思い出を先に書いておきます。
部門とか背景とか
部門は"機械"、選択は"機械設計"にしました。
専門は"○○○○装置の設計・開発"としましたが、長くて画数も多いので失敗でした…
毎回、解答用紙の右肩に書かないといけないので🤣
※試験前に書く時間があります!
でも、どうしても開発って入れたかったんです!
開発は技術士の要件には含まれていませんが、一開発者としての矜持といいますか、ね。
なお、JABEEのおかげで第一次試験は免除でした。これ、かなり自分のなかではデカくて、免除じゃなかったら受けていなかったと思います。ありがとうJABEE!
あと、"技術士の元で5年修行しないと第二次試験は受験できない"="技術士のいない会社では技術士になれない"と思い込んでいたんですが、7年の実務経験があれば上司が技術士じゃなくてもOKと聞いて、これはイケるな!?となりました。
なんやかんや、設計と開発は13年やっていますし、上司のハンコをもらうのは得意ですからね😉
…そんな感じでいろいろ重なって、#技術士のススメ にも背中を押してもらい、受験することにしました。
その辺りの心境の変化は、過去のnoteに書いた通りです。
会場とか
会場は"大阪"。
大阪大学・豊中キャンパスでした。
最寄り駅は阪急の石橋阪大前駅か、大阪モノレールの柴原阪大前駅なんですが、集合が⑭全学教育推進機構なら柴原阪大前駅が圧倒的にオススメです。
理由その①迷わないし近い
柴原阪大前駅の改札を出て左に進み、そのまま道沿いを歩くとすぐに豊中キャンパスの東門が見えてきます。
東門から入り、林を抜け、明らかに学生ではない仲間たちについていくと、技術士会のスタッフさんが立っているところにたどり着きますので、あとは分かるな…?
マップもあちこちに立っていますので、仲間とはぐれても大丈夫です😉
ちなみにGoogleマップ上では900mぐらいでした!
※途中にある構内のローソンは、祝日は閉まっているので、お昼ご飯のアテにはしないでください…
理由その②道が平坦
帰りは石橋阪大前駅ルートで帰ってみたんですが、めっちゃ下り坂だったんですよ!
つまり石橋阪大前駅から豊中キャンパスに向かうと、めっちゃ上り坂ってコト…!
試験前に登るにはキツすぎる坂でした。しかも⑭全学教育推進機構まで遠い😇
Googleマップ上では1.2kmとなっていましたが、灼熱の上り坂だと、もっと遠く感じるでしょうね。
あと、駅と大学の間に信号や踏切もありますので、タイミングが悪いと暑い中待たされます😇😇
柴原阪大前から行くと、信号も踏切もないのでノンストップ・ノンストレスです!
とはいえ普通に暑かったので日傘は大活躍でした!
結論
試験時に普段通りのパフォーマンスを発揮するためには、ルート選びも結構大事だと思います😆
というわけで柴原阪大前駅を推すねッ
試験前
会場についたのは9:15ごろ。集合時間の30分前、ちょうど良いぐらいでした。
お手洗いにいったり、ジワっと出てくる汗を拭きながらノートを見返したり。
クーラーは効いているので、汗が引くのを待ちました。
なお、会場に時計はありません。試験監督の腕時計が基準です。
私は腕時計をしたくない人なので、目覚まし時計を用意しました⏰
どーんと机の上に置いても、何も言われませんでした😌
回答用紙は9時半ごろに配られます。
いよいよ〜!って感じがしますね!
9:45になると注意事項の説明があり、机の上に出して良いものチェックが始まります。
前の前の席の人は、普通にメタスケを使っていましたが、何も言われてませんでした🤔
私は透明な定規を用意したので、抜かりはないッ
ペットボトル飲料、ラベルそのままでも特に何も言われませんでした。念の為、剥いていましたがね。抜かりはないッ
ペットボトルを2本置いている人もいましたね。チャポチャポなるよ🤔
ハンカチやタオルは、許可制です。
あと、冷房が直撃する席の人は途中で席を移動していました。その辺りは我慢せず、試験官に伝えたら良さげです!
試験
必須Ⅰ
いよいよ必須Ⅰのスタート。まずは問題をよく読みます。5回読めという教えを守り、読む、読む、読む、読む、読む!
1はエネルギー自給率、2はインフラ事故の問題でした。
私はインフラは専門外なので、消去法で1にしました。
骨子を考えて、問題用紙にメモして、書き始め。
書き始めるとちょっと無理があったので消しまくりましたが、2時間あるのでヘーキヘーキ!😆
なんとか3枚埋めて、午前中は終了!
おつかれさまでした!
昼休憩
昼休憩は1時間ですが、12:45には集合なので実質45分です。
外は灼熱なので、買いに行ったり食べに行くのは止めたほうがいいです。某あるるさんがいたら、ラーメンに誘ったんですけどねぇ。
私は前日に買っておいたウィーダーでソイジョイを流し込みました。
ソイジョイは食べてもトイレに行きたくならないので助かりました。お腹が痛くなると辛いのでね…
サッと食べて、ノートを見返していました。とはいえ大したキーワードは書いてないんですがね😂
選択Ⅲ
手を念入りにモミモミしてから、午後の部に突入です。
ダイ先生のアドバイス通り、Ⅲの3枚問題から取り組むことにしました。
個人的にⅡ-1が一番自信がなくて、どんな問題が来るかめっちゃ気になっていたんですが、あえて一切見ず、Ⅲに集中!
2時半までに解けたらええやろ、と目標タイムを決めて、骨子を考えはじめました。
※事前に自力で解いたときに1枚25分ぐらいだったので、3枚1時間半で計算
Ⅲ-1は輸送効率だったので、私が開発した製品やJISの話などを入れて、うちの装置を使ったら輸送効率があがるよ〜公益の確保につながるよ〜っていうストーリーにしました。
なんとか2時半ちょい過ぎに書き終わり、恐る恐るⅡ-1に進みました。
選択Ⅱ-1
1枚問題。
ざっと4つ見て、答えられそうなのは内力係数、変位センサ、DRBFM。
内力係数は図が必須だしうろ覚え。変位センサは語れるほど詳しくありません。うーん、DRBFMや!!!ってなりました。
とはいえDRBFMもそこまで詳しくないので、中山さんの本を思い出しながらひねり出しました😇
自分の仕事でも使えたら…と思ってノートに書いていたんですが、それが効きましたね。山が当たった瞬間でした。
※興味のない、使わないキーワードは覚えられません😂
あまりにも書くことが思い浮かばなくて、途中から変位センサに変えようと思ったのはナイショです…
選択Ⅱ-2
悩みましたが、不具合改善の方にしました。
なまなましく書きすぎて、再現論文では要所要所伏せないとヨクナイ気がします😲
図を6行6列×2でゴージャスに書いてみたり、結構凝ってしまいました。
最後に関係者との調整を問われたので、それはそれはリアルな答えを書きました。実際に調整しましたからね…
そんな感じでⅡ-2も書き終わり、5分ぐらい余ったので見直しタイム。
最後の一行にあざとく"公益の確保につながる"をぶちこんでみたり、読み直すとストーリーが変なところを慌てて直したり、最後までワチャワチャしましたが、書き切りました。
※途中、気分転換にお手洗いにいきました
感想
春山先生が仰っていた通り、変態的な試験でした。
お金を払って5時間半ひたすら手書きで論文を書く、脳みそマラソンです。
しんどかったですが、解放感もすごかったです😆
※ぜんぜん勉強していないくせに
結果は10月に発表されるみたいなので、ぼけーっと待っておきます🤪
なお、ツッマも別部門で受験していたので、終わったあとは合流してシースーをキメました😆
以上!
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