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ハル咲ク

目覚ましが鳴らない朝 光さす部屋の中
新しい空気に触れたくて 外に飛び出した

川を流れていく雪のかけら 季節が変わるのを知らせる
君がいつも買ってたコーヒーを 真似したら苦くって涙出た

青に桃色が混ざる空「ここは居心地がいいんだ」と
背伸びをした君の姿はまるで猫のようだった

電車の音が聞こえる 夕暮れ灯る帰り道
2人分のプリン買って あの頃を辿っていた

隣のブランコは空席で あるのは1人分僕の影
温い風を渡る鳥たちが 頭の中の君攫ってった

この記憶はただ苦しいだけじゃないことをわかってた
本当は僕は春が来るの待ってたんだ

オレンジに青が滲んでく空 ベンチの上に丸まる猫が
あくびをした 花びらが降る いつの間にか夜は明けていた

青に桃色が混ざる空「ここは居心地がいいんだ」と
背伸びをした君の姿はまるで猫のようだった

目覚ましが鳴らない朝 光さす部屋の中
ハルの匂いに連れられて 外に1歩踏み出した


===歌詞ココマデ===

一緒に活動しているyumiが作成した春をイメージした曲に歌詞をつけました。
失恋の歌詞がいい!というオーダーを受けて失恋の歌詞になりました。


ある時期が来ると決まってあの記憶を思い出す、
あるものを見ると決まってあの人を思い出す。

ハルのやわらかく優しい思い出をイメージして書きました。

ユニットで活動している、つみキャロのCDにも入っている曲です。
トレイラーを作成したのでぜひご視聴ください!

つみキャロのTikTokアカウントはこちら

今回のイラストはCDのジャケットを使用させていただきました。
素敵なイラストを描いていただきありがとうございます。

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