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eスポーツ業界5年目の大学3年生、Quintette Shizuokaに再加入します。
こんにちは、よろずです。
今年の1月に昨年完成させていた記事を出して、それ以来noteを全く更新していなかったにも関わらず、フォロワーが8000人を超えて、一週間に2回ぐらいそれを見てニヤニヤする生活を続けていました。
今年の3月をもって自分が今までに所属していたRATELという会社からおやすみを頂き、自分も大学3年生でやらくちゃいけないことややっていなかったことをガッツリやっている間に、もう9月を迎えてしまいました。
そんな僕は、eスポーツ業界へ入るきっかけとなった「Quintette Shizuoka」というプロゲーミングチームに再加入します。
Quintetteとの出会い。
僕がQuintetteに出会ったのは、iPhoneXSに乗り換えたばかりだった高校2年の11月でした。
大学進学や、それに伴って将来何がしたいんだろうと考えて見たときに、自分にはゲームを遊んできたこと以外の経験が何もないことを知りました。
多くの人が将来何がしたいか分からないという贅沢な悩みを持って生きていますが、自分には悪い意味でゲームの道しかないように感じていました。
とはいっても、勉強は中の中。
ゲームの腕前も人並みよりちょっと上手いかセンスがない人が頑張った結果みたいなもの。スキルもパソコンも持っていませんでした。
しかし、当時ははちゃめちゃに遊んでいてもうすぐ新作もでるスプラトゥーンをとことんやり込んでいて、自分なりのマップ研究や考察を趣味程度に遊んでいました。
趣味程度とは言っても、実際はそんなにいいものではなく頭の中で妄想するだけ。自己満足といったほうがふさわしいほど。
そこで自分は、こうした自己満足をなんとか高校で習ったばっかりだったパワーポイントで一つの画像にして、それをTwitterに発信することでスキルに出来ないかと考えました。
それと同時にそんな変なことをしている妄想好きな自分を引き止めてくれるような、「スプラトゥーンの活動をチーム単位で行っている場所」を探していたんです。
そこが、Quintetteでした。
当時はスポンサーなんてあるはずもなく、代表は自分の1個上。
フォロワーは100人とちょっとのどこにでもあるチームでした。
そこに声をかけようと思った理由はただ一つ。
プロフィール欄に、「e-Sports team」と書いていたからでした。
e-Sports team 「Quintette」所属、そしてライターに。
当時は自分でも変なことをやっているなぁと思っていたマップ研究は今やプロチームの立派な仕事になり、アナリストやコーチが給料をもらう仕事になりました。
eスポーツチームなんてものは、素人が簡単に作っていいようなものですらなくなってしまいました。
これだけでも、僕はeスポーツの進化を感じてしまいます。
運良くチームに引き受けてもらったものの、実際はスプラトゥーンの部門で活動できるようなポジションはなく、運営に興味があればやってみないかということで、断る理由もなく所属することになりました。
とはいったもののパソコンは持ってないし、運営っぽいことも今ですらプロチームはなぜか隠してばっかりだから、知るよしもなく。
そんな中で提案してもらったのが、広報という形でブログを書いてみるということでした。
その結果が8000人というまぁnoteやってると結構多くて凄いなぁって思える数字なんですけど、やってない人からみたら底辺YouTuberやんっていうぐらいのフォロワー数で、ほんまTikTokとかでフォロワーのインフレ激しすぎひんか。
どうでもいいんですけど。
でも200〜300ぐらいの記事をeスポーツをテーマに記事を書いてきたので、それなりに頑張ったなぁと自分でも思っているんですけど、これにも理由があります。
当時はなんだかんだeスポーツチームに入れたのが嬉しくって、相当敷居も高いと思っていたし出来ないやつだと思われたらチーム抜けろって言われるんじゃないかと思って怖くて記事を書いてたら気づいたら200記事でした。
スキルも出来ることも本当に何もない0の状態から、noteというただのブログサイトで200記事書いたら、文章力が上がったとも十分仕事が出来るぐらいの人間になれたとも思えませんが、チャンスの1つの2つは回ってくるのは間違いないようです。
eスポーツ企業としてはもう大手になってしまったウェルプレイドさん(当時)や、今でもお世話になっているゲーマーゲーマーさん、GAMEクロスさんとお仕事をさせて頂いた経験は本当に幸せなことだなと感じています。
かなり時系列が錯誤しているんですけど、とにかく、Quintetteの広報としてかなり頑張っていたと言えると思うし、ライターとしても凄く充実していました。
そこで自分は、Quintetteを辞めるという決断をしました。
eスポーツチームに所属する意味と、今のeスポーツに思うこと。
ずっと仕事もサボることなく記事を書いていたし、それなりにQuintetteという存在を広める活動は出来ているという自負はあったものの、選手や配信者が中心となるeスポーツチームにおいて、ただのブロガーがいる意味って何だろう?と感じることが多くなっていきました。
所詮は記事しか書けない高校生だし、有名なプロ選手やストリーマーのように人を楽しませたり業界にインパクトを与えているわけでもない。
いる意味を見つけられなくて、結局やめてしまいました。
今でも引退するプロ選手をみてもったいないなぁとか、続けてほしいなぁって思うことがあるんですけど、やっぱり自分がその場所にいるべき理由ってとても大切なんだなと思います。
その後色々あってRATELの社長から誘ってもらいありとあらゆる仕事を経験させてもらって、大学の勉強とかも自分なりに頑張ってみて、より具体的に社会と会社がどういうものなのかを学んだのが僕の大学生活でした。
コロナもあって結局ずっと行きたかった東京も夢になってしまったし、高望みもあったけど想像してた大学生活は一つもできませんでした。
でもそのおかげで仕事に夢中になれたし、企業を背負ってSNSを運営してみたり、大会の企画とか色々仕事をさせてもらいましたが、何よりもeスポーツ業界のことを何から何まで説明できるという自信がついたのが、今考えると一番の収穫だったように思えます。
自分のことを深く見つめるっていうことは本当に難しいんですけど、業界を知れば自分のレベルがよく分かってきて、何が出来て何が出来ないのかを学ぶための時間が、RATELで過ごした時間でした。
縁があってもう一度Quintette Shizuokaから声をかけて頂いて、今度は広報やライターとしてだけではなく、より運営側の人間として動いていく予定です。
言いたいことも言えなかったり、頑張ったことも全てを報告できるわけではありませんが、一つ自分の中に明確な目標を持って達成するまでは所属させて頂く予定です。
今のeスポーツ業界、本当にプロスポーツと遜色がなくなったなぁと誰もが言える状態になったと思います。
細かい部分を言えば色々ありますけど、eスポーツが好きなことは誇れる趣味だし、プロゲーマーはアスリートとして心の底から尊敬できます。
でも、eスポーツチームに出来ることはもっともっとあると思うし、「もしこの部門がなくなってしまったらそのチームの人気ってどうなるんだろう」と感じるチームは少なくありません。
仮に勝てなくなった時のチームへの投資価値をどこに作るか、eスポーツ業界がより力強く安定した業界へと成長するための布石。
よく分かんないですよね。
でも、これからのQuintette Shizuokaを見てもらえればきっと伝わると思います。
長く休んで力を溜めてきたので、とにかくいっぱい頑張ります。
今度は僕の頑張りとして結果が出るのではなく、Quintette Shizuokaというチームが大きく成長することで実績を残せると思っているので、よければこのチームを応援してもらえたらと思います。
選手ファーストであり、何不自由なく選手が輝ける業界を目指してこれからも頑張っていきます。
noteはまたサボります。すみません。
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