大人になったらゲームが出来ないと思ってeスポーツ業界に入ったら、結局ゲームを全くやらなくなっていた話。
こんにちは、よろずです。
最近有難いことにやったことないような仕事を沢山いただけるようになってきていまして、大学のレポートでさえ何を言いたいのか分からないほどに文字を書く力の衰えを感じ始めたので、また頑張っていきます。
今回書こうと思ったのは、XFLAGの比奈本さんという方がイベントの後Twitterで学生の方やXFLAGと言えばモンストなのでモンストのイベントを一緒に作りたいという方の質問を答えてらっしゃったのですが、その質問を見て1つ思うことがありました。
その質問の内容が、「できることならフラパ(モンストの中で最も大きいイベント)に携わりたいのですが、どんな人材を求めてらっしゃいますか?」というものでした。
もちろん一字一句同じわけではないし、その質問を聞いていたわけでもないのですが、そのツイートを拝見して「なんでフラパにこだわってるんだろう」とふと思ったんですね。
その後、自分がeスポーツ業界に入ってかなり心境の変化があったんだなという風に思ったわけです。
ゲームがしたい→そうだ、eスポーツ業界に入ろう。
隙あらば自分語りということで、僕は自営業の家庭に育ったので生まれた時から親がずっと働いているのを見ているのですが、自営業に休みなんてないんですね。
日曜日もゆっくりすることがあるだけで、何かしらの作業や仕事をしている姿をずっと見ていたので、自然と「大人になったらゲームする時間なんてないんだなぁ」と自然に思うようになっていました。
やっぱりそれを思ってしまうと、どうせ遊べなくなるのに勉強してるのって馬鹿らしいな~ということを中学生の時に思ってしまって、勉強・部活をほっぽりだしてゲームに打ち込んで、将来はゲームの仕事がしたいというなんとも贅沢な願いを持って生きていたわけですね。
それで運良く今eスポーツの業界にいるわけですが、今やってる仕事で言うと他の仕事・業界に変わっても遜色ないんですよね。
多くの人に面白いと思ってもらえるコンテンツを頑張って作っているという面で見れば、テレビ業界とかもっと言えばエンタメ業界と変わらないと思います。
たくさんの人に見てもらう・興味を持ってもらうという点においては食品メーカーとか美容メーカーみたいな多くの人に使ってもらいたい製品を作ってる会社とやってること変わらないということがなんとなく分かりますよね。
だから本質的にはやってることは好きなことと全く関係ないし、正直eスポーツ業界を離れることになっても今はまだ良いかなと思えるようになってしまいました。
でも、これがちょっと前とか自分が高校生の時は、何があってもeスポーツ業界に入りたかったんです。
もちろん今も離れたいという気持ちはないんですけど。
それはなぜかというと、やっぱり大前提として「ゲームが好きだったから」があると思います。
eスポーツ業界で頑張ろう→結果「ゲームが○○になった」
やりたいことでお金がもらえた時はやっぱり嬉しかったです。
初めてお金を頂けたのはこのnoteで、下にあるサポート機能から当時noteでお仕事をされていた方が100円を投げてくれました。
noteっていうのは実はサポートで1000円以上溜まらないと引き出せなくなってるんですが、その100円がとっても嬉しかったです。
まじで嬉しかった。
だからゲームが好きで、ゲームが好きだからこそeスポーツ業界に入ったんですが、そのお金を頂く感覚が初めてモンハンで大剣の強化を出来たときのような嬉しさがあったんですね。
初めてモンハンを触ったというか自分のデータで遊んだのが3DSのモンハン3Gだったんですが、どうしたらみんなみたいにカッコいい装備を作れるか分かんなかったんですね。
それで友達に聞いたら、「まずドスジャギィ倒せばいいよー」っていうことを教えてくれて、ひたすら倒してたら鍛冶屋で確か荒くれの大剣だったかな、が作れるようになってて、装備してた大剣よりも攻撃力がちょこっと高かったんですね。
あ、ひたすらモンスターを狩って、装備を強くしてって、強いモンスターが倒せるようになるんだという方程式が頭に浮かんだ時はですね、それはそれは楽しさと可能性に満ち溢れました。
同じ思いしたことあるっしょ。
だからまさにこれだったんですね。自分が初めてnoteでお金をもらった経験っていうのは。
良い記事を書けばサポートしてくれる人がいて、良い記事を書き続ければ1000円に手が届く。1000円に届けば、自分の手元にお金が入ってくる。
仕組みで見ればめちゃくちゃ簡単ですよね。
でもこれに辿り着いた時の達成感はやっぱり異常です。
ゲームってもちろん楽しいんですよ。だから今も夢中にやってるんですけど、「始めて好きなゲームに出会った瞬間のピーク」って超えられないような気がしませんか?
仕事を続けていると、そういう初めての瞬間が自分の行動次第で得られるんだということに気付いたんですね。
かなり遠まわしになりましたが、要するにeスポーツ業界で頑張って仕事をしていたら、ゲームよりも仕事が楽しくなっていったわけです。
これが今回伝えたかったことです。
はじめてのおしごとは、絶対に好きなことが良いと思う。
じゃあもしこれが、自分に全く興味のない仕事から入ってても同じ感情になってたかと言われたらそんなわけないじゃないですか。
この仕事をやりたいっていうモチベーションがあったからこそ、ある程度の壁を最初に乗り越えられたと思うんですね。
抽象的な説明あんまりしたくないのでたとえ話ですけど、自分が今やってる仕事に前任者がいて、その人から俺に変わった瞬間数字が50%ぐらい下がったんですね。
シンプルに業績半減やからね。これは辞めたくなりますね~~
でもこうやってみたいと思えることだからとにかく自分なりにやってったら今その人のやってた時よりかは良い数字出せるようになってるんかな~~ぐらいまでには成長出来ました。
人間やっぱり成長することが一番楽しいですね。
ちょっと何を言いたいか忘れてき始めたので、早いうちにまとめに入りますが、仕事は適切に扱えば楽しいものだと自分は経験してきて思います。
なので今はゲームよりも仕事優先の仕事になっています。
そっちの方が楽しいからですね。お金の面で見ても。
ただこれはあくまでも好きなことでお金を稼げたからであって、もし自分が望まない業界で仕事を最初に学ぶことになってたら印象は全く変わっていたと思います。
今やりたい職業があるのなら、俺個人的には勉強を頑張るとか、色んな経験を積むとかじゃなくてまじでその業界に予約を入れておくことが大切なのかなとはとても思います。
それこそフラパで働きたいなら比奈本さんのTwitterに張り付いて何かイベントがあったら絶対に参加するとか、インターネットで好きな気持ちを公表しておくとか、そういうのが大切だと思います。
やっぱり不安ですからね。
あと、自分の興味がない仕事も実際やってみれば楽しいもんなんだろうなという気持ち。
運が良ければその経験をどっかから持ってくることが出来れば良い方向に進むと思います。
俺は今、eスポーツ業界でもっといろんなことを学んだらメタバース関係の仕事をしたいなと思っています。
あれだけ仕事にしたいって言ってたのに、ものの数年で人っていうのは変わるものですね。
全ては謎部えむ氏に帰還する運命なのである。
何か今もしやりたいことがあるけどどうしていいか分からないっていう特に自分よりも若い高校生とか何かの手違いでこの記事を見ていたら参考にしてほしいなと思います。
以上、比奈本さんに寄せられた質問を全然関係ない俺が偉そうに勝手に答えるゴッツいきしょいnoteでした。
19でこれなら先が思いやられますね。