「ゲームをしたい」の一心でeスポーツに入社したら、YouTubeとチーム運営とTwitterマーケティングとコンテンツマーケティングとブランディングとライター活動とコピーライターをやっていた話。
こんにちは、よろずです。
いつもお世話になっております。
今年に入ってなんだかんだ4本noteを更新しているのですが、自分の記事はまだ1本しか書けていないということで、早く書きたい早く書きたいと思う間に5月も終わりに差し掛かりました。
この記事を書く前日、同じ株式会社RATELのメンバーとして大会運営をゴリゴリやってるあいちゃん(@4illu_esports)と話をしたんですが、そこで喝を入れてもらってですね。
これは書かねばまずいと思い、ようやく記事を書くことが出来ました。
色々noteをこういう風に動かしたいという思いはあったのですが、あいちゃんと話している間に「書いてないやつにnoteを語る筋合いはない」ということに気付かされまして、とにかくこれからはnoteをたくさん書いていくことを心に決めました。
楽しいのでやっと書けるという思いの方が強いんですけどね。
1から気合いを入れ直して更新していく予定です。
じゃあやっていきます。
この記事を書く理由。
自分の記事は誰に見てもらっても楽しんでもらえたり、eスポーツのことについて良く知ってもらえることを目標にしています。
あいちゃんと話してて、俺が書こうと思った理由は「eスポーツってまだ何も変わってないんだな」と感じたからです。
これは悪い意味でです。
僕はeスポーツはもうすっかり変わっていると思っていました。
実際変わっている部分はたくさんあると思います。
親が金の匂いを感じて考え方を180度変え始めたり、ゲームの可能性を感じている企業が多くいることだったり。
人それぞれだったとしても、共通認識としてこれは分かってもらえると思います。
でもやっぱり、まだまだ簡単な業界じゃありません。
そうなるとeスポーツでどういうことが起こるかというと、「お金はないけど興味のある人が増える」ということになるわけです。
これはとても怖いことなんです。
この「怖さ」が自分がこのnote、そしてこれからnoteを書いていく理由です。
株式会社RATELにジョインして、1年が経ちました。
自分は縁があって、RATELという会社に所属させていただいております。
まーなんと言ってもこの記事を見て頂きたいなと思います。
資金調達1.2億円。
ちょっと勉強不足なのでシードラウンドとかシリーズAとかパリーグセリーグとか良く分からないんですけど、とにかく1.2億円もの資本を投資していただいたみたいです。
凄いですよね。
タイトル詐欺になってるんですが、僕はRATELのメンバーではあるものの、会社の人間ではないので良く分からないんですが、単純に多くの方。
企業様に期待していただいているということです。
「なんで期待してもらってるの?」というところなのですが、ここらへんについても軽く説明させて頂きたいなと思います。
冒頭にこの記事を書くきっかけになったあいちゃん(あいる~)という人は、このRATELで大会の運営や配信・企画などeスポーツのイベントに関わる色んなことを仕事として頑張っています。
例えば日本最大規模のCoDMobileの大会を開催したり、PC・コンシューマー・スマホなどと言ったプラットフォームを問わずゲームの大会であれば任せてもらえればなんでも出来るような技術力をRATELは持っています。
だからこれは詳しく言っていいのか分からないんですけど、ゲーム好きの皆さんが見てるあんなイベントやこんな大会まで、実はRATELが関わってるなんてこともあるんですね。
そしてもう一つ大きいのが、プロeスポーツチームである「FENNEL」様ともパートナー契約を締結しているということ。
これも記事あるので紹介させてもらいます。
同時接続1万人以上もの人気を誇る「FFL APEX」の運営なんかもRATELが担当させていただいておりまして、今凄く勢いのあるチーム様と手を組んで活動していることも期待していただいている大きな要因となっています。
そして、僕よろずが関わらせてもらってるのがこの"スマホゲーマー向けボイスチャット"である「VOLBOX」です。
CoDMobileのリーグを長く運営してきたRATELは、大きな課題を抱えていました。
それは、「スマホゲーム競技者が快適に競技に打ち込める環境が無い」ということ。
ボイチャを介してスマホゲームをやったことがある人は分かってもらえると思うのですが、かなり音質が悪いんですよね。
仲間の声が大きくなりすぎたり、ゲームの音で仲間の声が聞きにくかったりみたいな問題が本当に多いんです。
中国なんかではCoDMobileの世界大会が開催されていて、日本ではdocomoがX-MOMENTを設立し、PUBGMobileのリーグを運営している。
今後日本でも世界で見てもスマホeスポーツが開拓されていく中で、選手が快適に練習できる環境がないというのはいち早く解決していかなければならない問題です。
だからRATELは、VOLBOXを開発しています。
これだけボイスチャットが沢山ある中で、「どうすれば自分たちのボイチャを使ってくれるんだろう」を考え、使ってもらうために色々行動してみて、スマホ競技プレイヤーたちにVOLBOXを使ってもらうことが僕の仕事なわけです。
この1つの問題を解決するために、気付けば
・Twitterマーケティング
・コンテンツマーケティング(Twitter・note)
・ブランディング
・コピーライター
といった仕事をRATELで経験させていただいております。
1年の間ですが、本当に多くのことを経験させてもらっております。
株式会社RATELに所属するまで、こんなことやってました。
Quintetteというチームに所属して、noteばっかり書いていました。
たったのそれだけです。
まじでそれだけ。
ごめんなさいタイトルの答えこれで終わりです。
それ以外は普通に偏差値55の兵庫県の男子校に通って、週一しか無かった軽音楽部やりながら、スプラトゥーン2やってただけです。
でも「運動出来ない」「勉強出来ない」「将来不安」の三種の神器。
→そうだ。eスポーツやろう。
この発想だけはありました。
この後にも色々書かせてもらうんですが、じゃあもし今僕が高校2~3年生だとして、進路を選ぶとなったら、多分「eスポーツの専門学校通うのが良いんじゃね?」って考えるはずです。
でも実はあいちゃん、僕にこういうことを言ってくれました。
「正直、eスポーツ専門学校に行くのはまだ早いと思う。」
eスポーツの最前線で、現場で戦ってる人間の言葉。
彼の立場もあるので、この言葉の意味は自由に考えてもらうしかないんですけど、自分はこの言葉に心臓を撃たれてこの記事を書いています。
この言葉の意味だけをeスポーツ専門学校に行きたいなと思ってる人には良く考えてほしくて。
僕は今Knew Blueっていうeスポーツチームをやってるんですけど、そこの運営を手伝ってくれている人にルーシュさん(@loush_1520)という方がいるんですが、この人もeスポーツ専門学校に通ってるんですよね。
この人が本当に優秀なんですよ。
チームで大会やるときなんかもdiscordの管理だったり配信(OBS)の設定だったり、スポンサー資料まで作れますって言われた時には腰抜かしましたからね
座ってたからギリセーフだった
だから自分の中でのeスポーツ専門学校、学校でeスポーツのことについて学ぶっていうことの考え方は変えていくべきなんだと思ってたんですが、大切なことをわすれてたんですよ。
このルーシュさんという人が、そもそも「優秀」だってことです。
良く考えてみれば、eスポーツの専門学校に通ってるんだからそこで知識を蓄えて将来に備えれば十分なはずで、僕のチームでわざわざ頑張る必要なんてないと思うんですよね。
もちろん時代を跨ぐごとに専門学校に行く価値というのは上がってるとは思うんですが、それがこの人が優秀、そして、eスポーツのことを良く分かっている原因かなと思います。
eスポーツ専門学校が無ければ、君は何をする?
僕はずっとeスポーツで仕事がしたい。eスポーツで何かしてみたいと思ってたわけですが、志した中学~高校1年生の時にはeスポーツ専門学校という選択肢はありませんでした。
じゃあどうするか。プロになるために、ゲームで実績を出してやろうと思いました。
目指してた成績は出せませんでした。
ちょっぴり才能無かったみたいです。
でもゲームの知識を無駄にしたくありませんでした。
チームに入って、その知識を活かせないかQuintetteに凸ってみました。
入れました。
でも僕がやってたスプラのチームにはもうコーチがいて、仕事は無かった。
じゃあ君は、チームで運営をやってくれ。
チームを広める広報みたいな仕事をやってくれと言われました。
パソコンを持ってなくて動画を作ってみたかったもののスマホでは十分なものは作れないと思い、noteを始めました。
自分の中では大きな反響がありました。
色んな人と繋がれて、あいちゃんともお互いがRATELに入る前僕のnoteを通じて知り合って、共に夢を追いかけられました。
僕のeスポーツライフは、思いもしなかったnoteから始まりました。
でも残念ながら、noteじゃ飯は食っていけない。
仕事にすることは出来ないと思い、RATEL代表のしんぺーさんとお話させてもらいました。
noteの経験を活かして、メディアをやってみないかとRATELに誘ってもらいました。
一緒に頑張ってたTwitterを担当していた人がより自分の活動に力を入れるために離れ、その仕事を担当させてもらうことになりました。
結果、インプレッション(ツイートを見てもらえる数)はガタ落ち、フォロワーは増えず。
大学1年の夏休みは一向に右肩に上がらないアナリティクスと減ってくばかりのフォロワーを眺めながら1人部屋で汗を書きながら悩みました。
ここで辞めても何も得られないという一心だけで、試行錯誤の末今年の1月にやっと満足のいく数字を出せました。
嬉しかった。
でも、これを仕事として一生続けていける保証も確信もまだありませんでした。
直接相談したわけではないし、たまたま僕が暇そうにしていたからか分かりませんが、先日コピーライトをやってみないかと仕事の相談をRATELの人からもらいました。
初めて名前があり、確立されている仕事をもらえたと思って、めちゃくちゃ嬉しかったです。
その他にも色んなことをやりました。
noteを続けていたお陰で様々なところから声をかけて頂き、時には書きたいとお願いして、色んなところで記事を書かせてもらいました。
それでも「eスポーツの人間」になれている実感が湧かなくて、チームも初めてみました。
協力したいと言ってくれる大人の人とも出会いました。
ここまで書けば分かるでしょう。
僕には「才能」が欠けています。
がむしゃらに何かがあるのかもと思いながら色々足掻くことが出来ただけです。
冒頭に何でこの記事を書くのかという説明をさせてもらった時に、「怖い」という言葉を言ったと思います。
その怖さって何かというと、「eスポーツで何かやりたい人が何も出来ずに終わってしまう」ことや、「夢のために判断を早めてしまう」ということです。
実際僕も、eスポーツという進路を諦めてしまった人を多く見てきました。
理由は本当に様々だと思います。
もちろん中にはポジティブな理由で辞めた人もたくさんいると思います。
でも事実、本当のスポーツビジネスとして成長し始めた今何の経歴も無い人間が参入するにはかなりハードルが高い業界になってしまっているはずです。
それは仕方ありません。
僕だってeスポーツeスポーツ言い続けてきているつもりですが、この業界の主人公は誰が何と言おうと「選手」です。
その選手の活躍出来る場所を作ったり、サポートしたり、動かしていくことがこの業界の仕事であって、芸能界やスポーツと何ら変わりません。
資本がモノを言います。
なら企業が勝つことは容易に想像出来ますよね。
ちょっとJiniさんの記事が素晴らしすぎて影響受けてしまいました
記事載せさせて頂きます
見てください
こういう現実が可視化される中で、壁を感じてしまう人って多分いますよね。
俺も勉強出来なかったんで、その1人です。
じゃあeスポーツやってみたいなっていう人がどういう選択肢を選ぶかなと考えた時、俺なら今は迷わず「eスポーツ専門学校に行くことが正解だろう」と思っちゃうわけなんですよね。
俺は高校3年生の時、周りの方が優しくアドバイスしてくださったことで大学という進路を選びましたが、ちょっとタイミングがずれてたら専門学校行きたかったと思います。
それは何故かというと、やっぱり「やりたいこと」っていうのが明確に見えてないから。
分からないことがあったら先生に教わりたいですよね。
学校に行けば分かると思いますよね。
僕は専門学生じゃないのではっきりとしたことは分からないですよ。
分からないんですけどね、あくまでも俺の意見ですけど、多分知りたくなかったことを教わることになってしまうんじゃないかなという所が意見です。
君はもし「eスポーツ専門学校」が無かったら、夢のために何が出来ますか?
選手やりたいとか、eスポーツでこの仕事をやりたいんだってもうはっきりくっきり決まってる人は別ですよ。これほんと頼みますね。
でもぼんやり「eスポーツとかゲームの仕事したいな」っていう僕みたいな人が言ってしまうとあまりプラスにはならないのではないかというのが僕の意見です。
あと大学に行って分かることもたくさんありました。
今俺がeスポーツでやってる仕事全部大学で学んでることです。
eスポーツは世界各国で行われてますよね。
だから英語や言語って情報素早くを得るためにめちゃくちゃ必要です。
1日経てばキャラクターの評価って変わってるでしょ。
マーケティングも大学で学んでます。
チームの運営、経営学も僕大学で学んでます。
結果論に過ぎないかもしれないですけど、俺が大学に通ってることをRATELの人が知ってくれてるからかもしれないですけど、結果としてeスポーツをやるために大学に通って良かったです。
だから俺は、「eスポーツで何かやってみたい」と思う人がいるなら専門学校に行く前にまず俺の記事を読んでほしい。
俺の記事から学べることはたくさんあると思う。
学費を払う必要もないし。
俺note書くの好きやからね。いくらでも見ていって。
タイトルに書いたことは、ガッツリやったことも軽くしか出来てないことも混ざってるけど、自分がやってみる必要があると思ってやってきたことの全てです。
色々お話出来ることあると思うんで、もし知りたいとか聞いてみたいとかっていう人がいてくれるならちょっと記事見ていってください。
なるべく頑張って書きます。
良かったら読んでね
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