「静かに」の質感
「静かに、ゆっくり生きたい」の「静かに」
ぼくにとっての「静かに」って
どんなことなんだろう。
思い浮かぶところから挙げてみると
人の話し声がしない
電子音がしない
寝っ転がれる
温度が快適
空気が澄んでいる
みえる情報が多くない
静かにすることが許される状況
ゆるんでいる
無音ではない
耳障りのいい音がする
注意を払わなくていい
自分の感覚と周囲の状況を行ったり来たりできる
集中できる
評価がないじぶんでいる
批判のないじぶんでいる
呼吸とともに流せるじぶんでいる
目を瞑ってもいいし開いていてもいい
じぶんの鼓動がうるさくない
環境によるものから自分の内部のことなど
外と内に静けさを感じているようだ
では
その質感はどんなものだろう
そう思ったときに浮かんだのは
「安全な無」だった
安全とは
害されないこと
許されていること
無とは
0であり1であること
どちらも存在している
1の無ってなんだろう
それはどちらでもあること
と浮かんだ
ただそれだけのこと
良い悪いでもなく
有る無しでもない
ただ
それだけ
ただそれだけでいる安全
安全という言葉を調べたら
安には
やすらか
しずか
おちつく
という意味合いもあるらしい
静かと安
双方に関連がありそうだった
ただそれだけでいる安全なところ
じぶんにとっての「静かな場所」
なんとなく光景に浮かぶのは
山辺の湖と
薄暗い岩盤浴と
寝座り心地のいい椅子の上
小高く風を感じるところ
寝静まった夜
早朝の布団のなか
じぶんは山であることを信じると
その安定感
地球とつながっていること
大地の温かさ
視界の広さと高さ
感じる空
肌にとおる風
木々の揺れる音
なんとなくそんなことが思い浮かぶ
そこがあることを望んでいるということは
いましっくりくるところが身近にないのだろう
これはじぶんの土地探しから繋がることかもしれない
いつもどこに住んでも
どこか馴染みきれない土地
その地に足がつくような感覚への憧れ
じぶんがそこから生まれたような
じぶんの身体がそこにあるような
エネルギ―を交換し合えるような
そんな場所で過ごす静けさ
そこへ辿り着くために
まずはじぶんを体感しよう
それをことばに置き換え
発し
行動していく
2022.2.19 Sat / 21:54
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