優しいあなたへ

あなたはやさしいひとだから、色々いっぱい考えちゃったり、相手側の気持ちばかり読んじゃったり、相手の望むように動いてしまったり、自分の気持ちがわからなくなってしまったり、相手の意図するところが自分の望むものだと感じたり、そのように動いてしまうでしょ。相手はね、あなたの優しいところに、あなたの優しさに救われたり甘えたりしているんだよ。

でも気を、つけてね。

あなたはもうそのひとがいなくても生きていける人間になっているよ。気が付かないかもしれないけど、あなたはとってもがんばってきたんだよ。それは誰でもないあなたの力だよ。毎日をしにそうな気持ち抱えながら、なんとか生き抜いてきたあなたの力だよ。もう相手の人は必要ないんだよ。あなたには音楽も宝物も夢も大事な友達もいるでしょう。こころ許せる人がいるでしょう。

引きずりながらでもいいから、いま、にすすもう。いまをあるこう。もうかこだ。かこなのだ。いいのだ。もういいんだよ。さきにすすんでいいのだ。もうあなたはとっくにいまを生きていて、もういまを生きれているんだよ。もういいんだよ。さよならってこころでおもえたら、さよならしていいんだよ。やさしいあなたは、あなたにもやさしくあって。泣きたいときは泣きたいってたすけてってつたえてね。この世界は綺麗とは言えないけど、泥水の中から咲く花もあるって。あなたが生きてる、それは泥から咲く花にも負けないくらいにうつくしい。いきをのむほどに、うつくしいよ。