感じること、書くこと。
ずいぶんと離れてしまっていた、書くということ。
朝起きて、まだちょっぴり涼しい風が感じられるリビングで、
ふと「note、書こうかな。」と思いつきました。
少しまえのわたしは、感じたその一瞬を大切にしたくて、
見えないソレを文字で綴って、カタチあるものへと変換していたんだと思います。
何かを感じるということは今も変わらずここにあるのに、
感じることで心にころがり込んだその小さなカケラを、手でぎゅっと掴みそこねてしまっていたみたいです。
noteを書いていた日々と、書くことをやめてしまった日々。
おなじ24時間でも、流れるスピードが全くちがうように思います。
不思議なことに、書いていたときのほうが、時がゆっくり流れていました。
外ではセミが元気よく「ミ〜ンミンミン!」と鳴いています。
けれども意識を向けてみると、その鳴き声は先週よりも小さくなり、なんだか少なくなったように感じます。
まるでやり過ごすかのように駆け抜けた2021年前半。
とくにコレといったことに集中するでもなく、ただただやり過ごしてきた半年間。
残ったものはなにもなく、感じたものも忘れ去られてしまいました。
もっと一日一日を噛み締めたい。
今日という日をもっともっと大切にしたい。
感じること、書くこと。
それはわたしにとって、かけがえのない人生の一部分なんだなと思います。
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