「わたし」の「同僚にどこまで言うかモンダイ」
ハイタイ!わきよりこです。久しぶりの投稿になってしまいました。
前回は「『わたしの変化』と『夫のキャリアとのあいだがら』」にについて書きました。今回は、30代だった私が医師にガンを告知されてから、治療のためお仕事を休むまでのことをお届けしようと思います。
当時の私は、10名以下の部署で働いていました。治療のために3か月間仕事を休もうと決めた際、職場にどうやって説明するかは悩みました。
治療後は職場復帰したかったので、同僚に病気のことを伝えてのちのち必要以上に気をつかわれるのはイヤだなあ・・と思っていたのです。結局、上司のみに病名等を伝え、同僚には「体調がよくないので、閑散期に長めの休みをもらいます」と伝えました。
それから一カ月ほど経ったころに、会議室で、年下同僚とのミーティングがおわり、デスクに戻ろうとした時に「あの・・・長めの休みをもらうと言ってましたが、病気なんですか?言いたくないならもちろん言わなくていいです」と聞かれました。
一瞬、一カ月前のことを今ごろ聞いてくるのはなんでだろ・・と思いましたが、その年下同僚とは、仕事の改善点をお互いに言いあえる関係性ができていたし、口調や表情から心配してくれているのが分かったので、ヘンにごまかさない方がいいと思って病名を伝えました。
いつもの私なら相手の反応をしっかり覚えていることが多いですが、その時の年下同僚の反応はあまり思いだせません。たぶん、突然質問されて自分が自覚している以上にドキドキしていたんだと思います。
年下同僚とは二人で飲みにいくことも度々で、会議室事件(笑)の数週間後に飲みに行きました。
酔いがまわりはじめたころに、同僚が「そういえば病気のことを教えてくれてありがとうございます。あのときガンと聞かされてビックリしたんです。。和氣さんから『長めの休みをもらいます』と聞かされて、体調について詳しく聞きたいけど言いたくないだろうし、とずっとモヤモヤしていて、会議室のときに勇気だして聞いたんです」と言われ、私はそう言われたことにビックリして酔いがさめました!!
その後、涙をこらえながら「元気になって、職場に戻ってきてくださいね」と話してくれる様子をみて「わたしは会議室で『なんで一カ月も前のことを今ごろ・・』と思ったけど、同僚にとってはモヤモヤを抱えた長い一カ月だったんだろうな。」とか「同僚はうけとめる心の準備はしていたんだろうけど、30代の私がガンになったというのは想定外だったんだろうな。逆の立場だったら、私も同じ反応したかも」と、色々考えさせられました。
その同僚は、年下とは思えない器の大きい人なので、私は「驚かせてごめんね~。仕事復帰したら、またのもうね♪」と話して飲み会をおえました。
今回はここまでにします。ちなみに私も年下同僚も、今はちがう職場で働いていますが、たまに連絡とりあっています。
今回の記事を書いて、年下同僚とのやりとりのおかげで※伝えるには、受け取る相手がいる。大切にしたい相手なら、自分が発する言葉が適切なのかとか、しっかり立ち止まって考えることをサボってはいけない※と意識するようになったな~ということです。
最後までお読みいただきありがとうございます^^。
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