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日本人と外国人の子どもへの声かけの違い
みなさん、こんにちは!
チャイルドコーチング、
心理カウンセラーのよりこです。
ありがたいことにインスタグラムアカウント
(@yoriko_mama) では
1万人の方にフォローしていただきました。
みなさん、本当にいつもありがとうございます!
毎日の声かけが子どもの未来に
どんな影響を与えるかを考えたことはありますか?
私はオーストラリアで5年間過ごす中で、
子どもへの声かけの仕方や考え方が
私たちの想像以上に深く、子どもの自己肯定感や
生き方に影響することを実感しました。
特に驚いたのは
海外と日本の声かけ、文化の違いです。
日本では子どもを励ます声かけよりも
注意や指摘、規律を重んじる言葉が日常的に
多く使われる一方で、オーストラリアでは
子どもを伸ばすことを目的とした前向きな言葉や
自主性を重んじる声かけが
日常的に行われています。
その違いを目の当たりにしながら
「これが子どもたちの自己肯定感や
自由な発想の基盤になるのだろう」と
確信する瞬間が何度もありました。
一方で、日本では「自己肯定感の低さ」が
社会問題として取り上げられることも多く、
ユニセフの調査でも
日本の子どもの自己肯定感は
世界ワースト2位に位置しています。
この結果をどう受け止めるかは人それぞれですが、
子どもたちが自分自身を肯定できない背景には
親や教師を含む大人たちの声かけや、
日常のコミュニケーションの取り方が
大きく関わっているのではないでしょうか。
もちろん、日本の文化や教育には
素晴らしい面も多くあります。
協調性を大切にする姿勢や周囲への気遣いの心は、
世界からも称賛されています。
しかしその一方で、
他人を気にしすぎて自分の意見を表現できない、
失敗を恐れるあまり挑戦をためらう、
そんな傾向が多くの子どもたちの中に
見られることも事実です。
「迷惑をかけてはいけない」という
日本独特の価値観や「できる・できない」で評価される
通知表文化、失敗を許容しない社会の風潮。
これらは私たち大人の中にも根深く存在し、
それがそのまま子どもたちにも
伝わっているのではないか?と感じています。
オーストラリアで子育てをして感じたのは
親や大人たちが子どもにかける言葉の多くが
ただ「優しい」だけではなく、
子どもの成長や自信を促す意図を
持っているということでした。
・挑戦を後押しする言葉
「やってみな!失敗したらそれも学びだよ」
・失敗への対処法
「失敗したっていい!それをどう乗り越えるかが大切だよ」
・成功への反応の仕方
「すごいね!君なら次も絶対できるよ!」
・自立を促す声かけ
「自分で考えてみて、できる方法を探してごらん」
これらは単に「明るい」や「ポジティブ」という
枠を超え、子どもの内面に働きかけ
自分自身を肯定できる力を育む言葉。
この記事では日本と海外の声かけ、文化の違いを
具体例を交えながら深掘りし、
そこから私たちが子育てに取り入れられるヒント
をお伝えしていきます。
この記事を読むことで
あなたの日々の子育てにおける「声かけ」を見直し、
子どもの未来をよりポジティブに変える
第一歩を踏み出すきっかけを
つかんでいただければと思います。
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私たち親の一言ひと言が
子どもの未来を左右するとしたら…
どう行動しますか?
この記事があなたの子育てに新しい視点を与え、
子どもの自己肯定感を育むきっかけになれば
幸いです。
子どもの未来を変えられるのは
私たち大人の今の行動です。
ぜひ一緒に
子どもの可能性を広げる声かけを学び、
実践していきましょう!
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是非、そちらも読んでくださいね!!
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それでは本編に入っていきますが、
その前に注意点。
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日本とオーストラリアの声かけの違い
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文化と価値観が生む子育てのギャップ
私がオーストラリアで子育てをしていた時
最も衝撃を受けたのは、
親が子どもにかける言葉の違いでした。
子どもが何かに挑戦しようとしているとき、
失敗したとき、成功したとき、そのすべての場面で
オーストラリアの親が自然に口にする言葉は、
日本で聞き慣れたものとは
全く異なるものだったのです。
この違いは、単なる言語や表現の違いにとどまらず
子どもに対する期待、教育における価値観、
親としての役割に深く根ざしていると感じています。
まず、日常の例から掘り下げてみましょう。
1. 挑戦を後押しする声かけ
オーストラリアで生活していると、
親が子どもに対して挑戦を促す声かけが
日常的に行われていることに驚かされました。
親たちは、子どもが新しいことに挑戦する際に
自信を持って行動できるようにサポートする言葉を
積極的にしかも自然にかけています。
例えば、私が住んでいた街の公園での出来事。
4歳くらいの男の子が
遊具の頂上まで登ろうとしていました。
しかし、途中で怖くなり
手足を止めてしまいました。
その時、彼のお母さんは少し離れたところから
優しく声をかけました。
「Keep going, you're almost there!」
(頑張って、もう少しだよ!)
男の子は少し不安そうな表情をしていましたが
その声を聞いて再び挑戦し始め、
最終的に頂上まで登り切りました。
母親はすぐに
「Well done! I'm so proud of you!」
(よくやったね!ママは本当に誇りに思うわ!)
と称賛し、男の子は誇らしげに笑顔を浮かべていました。
この「Well done!」や「 I'm so proud of you!」は
本当によく外国人が使う言葉です。
この経験を通して、私はオーストラリアの親たちが
「失敗しても大丈夫」というメッセージを
子どもに伝え、挑戦したというそのものを
評価していることに気づきました。
挑戦に対する肯定的な声かけは、
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